質素な食事こそが、僕たちに最強の豊かさをもたらしてくれる

この記事は、こんなあなたにおすすめ
  • 質素な食生活に興味がある人
  • 日々を心豊かに暮らしたい人

筆者はこんな人

  • 札幌で月10万円生活
  • 貯蓄率40%超の倹約家

「質素な食事」という言葉を聞いて、みなさんはどんな印象をもちますか?

なかには「貧乏」「けち臭い」など、ネガティブに捉える人もいるかもしれません。

でもじっさい、そうした考えは誤解。
むしろ質素でつましい食生活のおかげで、幸せな暮らしができます。

きょうは僕の実体験をもとに、「質素な食事こそが、僕たちに最強の豊かさをもたらしてくれる」というテーマで解説します。

ぜひ最後までお楽しみください!(^^)

目次

質素な食事こそが、僕たちに最強の豊かさをもたらしてくれる

①「質素は貧乏」は完全な誤解

ちょっと下の写真を見てみてください。

↑いわゆる「質素な食事」ですが、この写真を見てどう思いましたか?

「なんだかさびしくて貧乏だなぁ・・」と感じた方もいるかもしれませんね。

でも、本当にそうでしょうか?
むしろこれ、ものすごく充実した食事だと思います。

上の写真は僕のふだんの食事ですが、こういうのを食べてるときはサイコーに幸せです。

玄米と具だくさん味噌汁、納豆。

写真だとちょっと見づらいですが、味噌汁には大根や白菜、ネギ、もやし、鶏肉、豆腐、ショウガなど、いろんな食材が入ってます。

量は少なめ。
腹八分目で済みます。
脂っこさもなく、食べ過ぎによる胃もたれもありません。十分満足です。

もっと豪華なもの、たとえばハンバーグや高級ステーキ、寿司とか、そういったものを食べたいとかはとくに思いません。

もちろんそういう食べ物も、食べれば美味しいなとは思います。でも自分から「ステーキとかが食べたい!」みたいに求めることはほとんどないです。

べつに豪華じゃなくても、手の込んだ食事じゃなくてもいい。質素な食事でお腹を満たせて、野菜やお肉など十分な栄養がとれれば、心が満たされて幸せ。

↑こういう考えって、ほんとに貧乏でしょうか?

むしろ質素な食事は、高いお金をかけなくても幸せだと感じられる「豊かな食事」だと思うんですよね。

② 精神的に身軽でいられる

たとえば夕方に仕事が終わり、帰る途中で晩ごはんのコンビニ弁当を買ったとしましょう。

ひとつ買うだけで、500円前後はかかりますよね。

もちろん食べれば空腹は満たせます。
でもその裏には、けして安くない食費がかかっていて、なんかモヤッと感がありませんか?

「いま食べてるこの弁当を買うために、500円失ったのかぁ・・」

↑と考えると損失感が残り、食べてるときに素直に喜べないかなと。

いっぽう質素な食事は、とにかく安いです。

僕は一人暮らしで、1日2食。
食費は毎月20000円弱。
毎朝玄米を2食分炊き、2食分の具だくさん味噌汁を作ります。

その日仕事から帰ってきたら、朝に作った具だくさん味噌汁を温めるだけで食事完成。

コンビニ弁当・外食で大きな出費をしなくて済みます。

「たった一回の食事で大きなお金を失った」という損失感もない。

身軽な気持ちで食べられるんですよね。 

お金がかからないご飯は美味しく感じる

質素なご飯には、コンビニ弁当のように、一回買うだけで500円というお金が手元から離れていく精神的負担や罪悪感がありません。

その身軽な感覚ゆえか、食べてるときはすごく美味しいと感じます。

「お金をかけずにこんなに健康的なご飯を食べられるなんて、あぁー幸せだな」

そう思いながら食べるご飯は、ある意味で「最高の贅沢」じゃないでしょうか?

③ お金と時間が増える

質素な食生活のおかげで食費が浮き、貯金しやすくなる。

↑これはすでに、みなさんもお分かりかと思います。

でも増えるのはお金だけじゃありません。
時間も増えます。

質素な食生活に慣れると、食事にこだわりがなくなります。なので、

  • 買い出しで、どの食材を買うか悩まずに済む
  • 毎回の献立をいちいち考えなくて済む

↑となります。

「今日は何買おう?」と考えて、あちこちスーパーを歩き回ることに時間を使わずに済みます。「きょうは何作ろう?」と悩むことに、貴重な30分を消費しなくてよくなります。

そのぶん、自分にとって重要なことに時間を投入できます。

僕も質素な食生活のおかげで、買い出しや自炊に使う時間が減りました。

浮いた時間を大好きな読書や、このブログの執筆に費やせるようになりました。

言うまでもなく、お金と時間は僕たちにとってすごく大切なもの。

そんな大切なものが、質素な食習慣によって得られる。

最高じゃないでしょうか?

日常の豊かさを噛みしめよう

質素な食習慣が身につくと、べつに豪華でもなんでもない「つましい食事」に幸せを感じられるようになります。

そのおかげで自然と「なんてことない普通の物事に幸せを見出そうとする意識」が育ち、それが僕たちの日常をさらに幸せにしてくれます。

たとえば、家でシャワーを浴びるときを想像してみてください。

いつでも家であったかいシャワーが浴びられる。これ、考えてみたらすごいことじゃないですか?

僕は海外で暮らしたことはないですが、海外には家にシャワーがなく、川の水で体を洗って生活してる人もたくさんいると思います。

日本国内でも、路上で暮らすホームレスの人たちは、シャワーを浴びたくても浴びられない日々を過ごしてるでしょう。

そう考えると、
思い立ったときに自宅で蛇口をキュッと捻るだけであったかいシャワーで体を洗えるのは、本当に豊かなことじゃないかと。

僕たちの日常生活には、当たり前すぎて意識しないけど、じつはものすごく豊かなことがたくさんあります。

たとえば以下のとおり

  • 住む家があること
  • 電車にのって移動できること
  • インターネットがつながること
  • 会社で働いて給料を稼げること

こうした何気ない物事に意識を向けて、

「ああ、考えてみたらこれってめちゃくちゃ幸せなことなんだよなぁ・・」

と感じられる。

それは、ふだんから質素に暮らし、つましい食生活に心から満足できる「精神的な豊かさ」があってこそだと思います。

質素な食事を習慣にし、身のまわりの出来事を幸せだと感じられる心を身につけていきましょう!

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