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- 頭を使わない仕事をしていて悩んでいる人
- 頭を使う仕事に就きたい、と考えている人
世の中には2種類の仕事があります。
- 頭を使う仕事
- 頭を使わない仕事
頭を使わない仕事は、あれこれ考えたり工夫したりする必要もなく、スキルや知識がなくてもできることが多いです。
筆者の僕は、むかし肉体労働の現場や食品工場で働いてました。将来性がないと感じて転職しました。
そんな実体験をもとに、「頭を使わない仕事をしていると一生豊かになれない理由」について解説します。
いまの悩みが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
頭を使わない仕事とは?
働き手の思考・発想がほとんど求められず、誰でもできる単純作業がメインの仕事のことです。
たとえば・・
- 工場のライン作業
- 事務のデータ入力
- マックの調理業務
- 肉体労働系の仕事
- トイレの清掃業務
- ガソスタの仕事
- 警備員の仕事
- 商品の梱包作業
- 居酒屋のホール
上記のとおり。
これらは「頭を使わなくてもできる仕事」の典型例。工夫の余地がなく、決められたとおりにやれば誰でもできます。
僕はむかし肉体労働の現場で働いてました。
スコップで土を掘るとき、とくに頭を使う必要はありません。
- 「いかにスコップを上手に使うか」
- 「いかに効率よく土を掘るか」
↑こんなことを頭であれこれ考えてると、どうなるでしょう?
「よけいなこと考えてねぇで、はやく土掘れ!」と現場監督に怒られますよね、、
働き手があれこれ思案したり、アイディアを練ったりしなくてもこなせる仕事。
特別なスキルや資格も必要ない、難易度の低い仕事。
それが「頭を使わない仕事」です。
頭を使わない仕事をしていても豊かになれない5つの理由
① 工夫の余地がなく、つまらないから
個人的な意見ですが、仕事の醍醐味は「働き手の工夫が活かせること」だと思います。
目の前の課題をどうこなすか、自分なりに考えて工夫する。
そこに楽しさがあり、やりがいを感じるものです。
僕はむかし工場で、商品の注文データの管理業務をしてました。
あるときプログラミングを独学し、データを自動記録するシステムを作りました。
それまでは商品が注文されるたび、パソコンに手入力でデータ記録してたので、時間がかかってました。
でもシステム化したことでデータ入力が自動になり、効率化。工夫が形になった瞬間でした。
自分なりに工夫して働くのは面白いもの。
アイディアを試せるし、成功したときは「やってよかった」と思えます。
いっぽう工夫の余地もなく、決められたとおりにやる仕事って、やりがいを感じにくいもの。
頭を使う機会もないので、つまらなくなりがちです。
ちなみに死ぬほどつまらない仕事から脱出する方法については、以下の記事で解説してます。
② スキルがつかず、将来性がないから
頭を使わない仕事は、いくらやっても技術・知識が身につきません。
たとえば工場作業員の仕事を考えてみましょう。
- 部品を組み立てる
- 検品する
- 部品を箱詰めする
↑これ、文字どおりの単純作業。何百回こなしても、作業者本人に特別なスキルはつかないですよね。
こんな作業仕事を何年も続けてると、ノースキルのまま歳をとります。
あるときリストラとかで退職することになったら、どうなるでしょうか?
5年・10年と、簡単な部品の組み立て業務しかしてこなかった人を、雇いたがる企業がどれくらいあるでしょうか?
かりに雇われるとしても、同じような工場作業や清掃など、スキル不要の仕事になる可能性が高いです。
そういう仕事はたいてい将来性が低く、安月給。
頭を使わず、スキルアップできない仕事を続けてると、いつか職に困るかもしれません。
ちなみに仕事でスキルアップできないときに試してほしいことについては、以下の記事が参考になります。
③ 単純作業でイライラするから
僕が食品工場で働いてたとき、たまに仕事にウンザリすることがありました。
取引先から注文されるたび、工場で商品在庫を作ってたんですが、ひたすら「同じ作業のくり返し」です。
- 機械のボタンを押し、食品をパック詰め
- パック詰めした商品を、手動で箱詰め
↑こういう「かわり映えしない作業」をずっとやってると、いくら穏やかな人でも、さすがにイライラしてきます。
朝から晩まで梱包作業してて、気が変になりそうになったこともあります。
頭を使わない仕事は、誰でもできる単純作業が多く、やりがいがありません。
同じくり返しの作業は、何時間とやるうち精神的に辛くなります。
ちなみに工場の単純作業が辛いときの対策については、以下の記事を読んでみてください。
仕事と作業の違いについては、以下の記事で解説してます。
④ 成長に無関心な人と働くことになるから
頭を使わない仕事をしてる人の多くは、「学び」「成長」に関心がありません。
- 働くことを通じて自己成長する
- 仕事で学び、新しい経験をつむ
↑こうしたことへの興味は、ほぼゼロ。
生活のために働き、将来についてあまり考えず、日々を刹那的に生きてます。
僕がむかし肉労現場で一緒に働いてた人たちは、まさにそういうタイプでした。
仕事の休憩時間中はスマホでゲーム。
読書や勉強などで自分を高めようとする人は、一人もいません。
僕自身その職場にいて、物足りなさを感じてました。
もちろん、彼らの生き方を否定するつもりはありません。それぞれの人生、好きに生きればいいと思います。
ただ問題は、あなたがそういう人たちと一緒にいると悪影響になる恐れがあるということ。
- 「仕事で成長したい」
- 「もっと自分を高めたい」
↑こんなすばらしい志のあるあなたが、「成長に無関心の人」が大多数の職場にいると、いつかぜったい不満になります。
僕も不満でしょうがなかったので、当時やってた肉労の仕事を辞めました。その職場の人たちとも、もういっさい連絡をとってません。
ちなみに、いわゆる「底辺の職場」は成長とは無縁の世界。
くわしくは以下の記事で解説してます。
⑤ 年収が低い傾向にあるから
世の中には高収入の仕事があります。
その多くは「頭を使う仕事」です。
たとえば・・
- 医者
- 弁護士
- エンジニア
- マーケター
- デザイナー
- コンサルタント
など。
こういう仕事がなぜ高収入なのか?
理由のひとつは「参入ハードルが高いから」です。
その仕事につくために勉強したり、試験に受かる必要があります。
また就職活動では、ほかの優秀な応募者との競争に勝たないといけません。
必然的に就業者数にふるいがかかって希少性が上がり、年収も高くなります。
いっぽう、頭を使わない仕事は参入ハードルが低く、学習や競争をしなくても始められます。
たとえばトイレ清掃の仕事は、資格・スキルは必要ないので、やろうと思えば誰でもできますよね。
希少性がなく、年収が低くなりがち。
頭を使わない仕事をしてると、経済的な面でも豊かになりにくいというわけです。
ちなみに正社員なのに給料が低くて悩んでいる人は、以下の記事を読むと解決策が見つかるかもしれません。
豊かになりたいなら頭脳労働をしよう
① 頭を使う仕事のほうが楽しい。転職を検討しよう
仕事は人生の1/3の時間を占めます。
どんな職につくかで、人生の幸福度は大きく変わります。
もしなるべく幸せに働きたいなら、頭を使わない仕事じゃなく「頭を使う仕事」をしましょう。
傾向として、頭を使う仕事のほうが年収が高く、スキルアップもできて将来性が高いからです。
たとえば僕は、いまWEBマーケティング職で働いてます。
かつて工場勤務してたころと比べ、ずっとやりがいがあるし、年収も上がりました。
きまった正解がないなか、成果を出そうとあれこれ施策を考え、アイディアを試す。
そういう試行錯誤には、とにかく頭脳をフル活用します。
もちろん頭を使う仕事をしていれば、難しい問題にぶつかることもあります。
ただ、そういう問題に取り組んでこそ成長できるし、解決すれば実績も身についてキャリアアップできます。
一日中工場で梱包作業するより、ずっと幸せに働けます。
もしあなたがいまの仕事に不満があるなら、「頭を使う仕事」に転職することも検討してはどうでしょうか?
ちなみに僕が工場勤務から30代でWEBマーケティングに転職した方法については、以下の記事で解説してます。
② 現職で頭を使う機会を取り入れる
とはいえ、「頭を使わない仕事」から「頭を使う仕事」にいきなり転職するのは難しかったりします。
そんなときは、いまの仕事に「頭を使う仕事を取り入れる工夫」をしてみてください。
たとえば工場作業員として働いてる人なら、ふだん作業しつつ、工場全体の生産ラインを改善できないか考えてみるんです。
- 普段なんとなくやってるムダな作業を省けないか
- 機械の配置を変えて、作業効率を上げれないか
↑こういうのをリストアップして、現場の上司に提案してみてください。
その提案が採用されれば実績を作れます。
あと、その工場にまだ業務マニュアルがないなら、ぜひ「僕 (私) が作ります」と手を挙げましょう。
僕もむかしいた工場で業務マニュアルを作りましたが、文章や写真・図を使って、ほかの従業員が読んで理解できる内容を作るのは頭を使うし、やりごたえがあります。
そして「マニュアルを作った」というのも、りっぱな実績になります。
将来転職することになったとき、職務経歴書に
- 工場の生産ラインの改善経験あり
- 工場の業務マニュアル作成経験あり
と書いて面接に臨めば、より好条件の会社に転職できるかもしれません。
いまの仕事のどんな場面でもいいので、頭を使うチャンスを探して実行しましょう!
社内での評価アップや転職に活かせます!
まとめ:頭を使わない仕事はやめよう
今回は、「頭を使わない仕事をしていると一生豊かになれない理由」を解説しました。
頭を使わない仕事は年収の高さ、将来性、やりがいなど、多くの面で懸念点があります。
僕がむかし工場で単純作業をしてたとき、「この仕事を続けたらダメだ」と焦り、転職しました。
もしあなたがいま、頭を使わない仕事をしていて悩んでるなら、仕事を変えることを検討したほうがいいかもしれません。
不安から抜け出し、人生をよくするため、今できることをやっていきましょう!
いまの仕事を辞めたい人へ
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