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- 真面目ゆえに、職場で損してると感じている人
- 現職でのがんばりが評価されず、モヤモヤしている人
筆者はこんな人
- まじめ歴35年のサラリーマン
- むだに頑張って損した経験:数しれず
「真面目に働いてるせいで、かえって損してる・・」と感じて悩んでいませんか?
もちろん、真面目なことはすばらしいことです。
手を抜かず、責任感をもって仕事する。それができる人は周りから信頼され、人間としても好かれます。
でも残念なことに、一生けんめい働くせいで損することがあるのも事実。
今回は僕の実体験をもとに、「真面目な人が損をする職場の特徴」について解説します。
いまの悩みが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
真面目な人が損をする職場の特徴6選
① だらしない人たちの集まり
世の中には、あきれるほど常識のない職場があります。
社員も上層部もだらしなく、世間的には「それをやったらマズいでしょ・・」と思われるようなことが社内で当たり前のように起きています。
僕はむかし、とある田舎の小さな会社で働いてました。
「日本一だらしない会社」でした。
そこでは、
- 給与明細を渡さない
- 正社員が無断欠勤する
- 朝7時~翌朝3時まで働く
- 社員が提出した出勤簿を紛失する
など、ありえないことが日常的に起きてました。
僕自身、わりと真面目なほうですが、当時のだらしない職場で真面目に働いてる自分が場違いに思えて1年で辞めました。
常識もマナーもない職場では、仕事をがんばるだけムダ。
転職したほうがいいと思います。
ちなみに「日本一だらしない会社で働いた体験記」を記事にまとめてます。参考にしてみてください。
② 単純作業の仕事ばかり
真面目な人の強み。
それは「能力を高めるために努力できること」です。
自分がやっている仕事をもっとできるようにと、自主的に勉強したり、試行錯誤できます。
でもそうした勉強熱心さは、「単純作業の仕事」ではあまり活かせません。
単純作業の仕事の例
- 飲食店の皿洗い
- 工場の梱包作業
- ティッシュ配り
- 駐車場の誘導係
たとえば「飲食店の皿洗い」の能力を高めようと、一生けんめい努力したとしましょう。
もちろん、素早くきれいに洗えるようにはなるかもしれません。
でも、そのスキルが社会でたかく評価されたり、キャリア形成につながるかというと、ちょっと微妙ですよね。
単純作業のスキルを上げようと真面目にがんばっても、その労力に見合わない結果しか出ないのが現実かなと。
ちなみに単純作業の仕事をしてるとガチで精神を病みますが、くわしくは以下の記事で解説してます。
③ 遠回しにタダ働きを促してくる
会社にとって、いちばん利用しやすいのが「真面目な社員」。
指示をだせば勤務時間外にもタダで働いてくれるからです。
そういう会社では、上司が真面目な部下にこう言います↓
「きょう家帰ったあととかでいいから、この仕事の残りやっといてくんない?チャチャッとやればすぐ終わるっしょ?」
でも実際チャチャッとは終わらず、何時間もかかったりするもの。
でも上司はあえてその事実に触れません。
「チャチャッとやればする終わるっしょ?」と言ってごまかし、遠回しにタダ働きを促してきます。
もちろん部下は困りますが、真面目なのでNOと言えません。
指示どおりプライベートで働き、それに見合った給料をもらえず、貴重な人生の時間を会社に引きわたすことになります。
「搾取」というやつでしょうか・・(^^;)
④ 貧乏体質でクレクレ君
世の中には「つねに欠乏している会社」があります。
儲かっていなくて、経営層もお金がない会社ですね。
つねに飢えてるので、少しでも得になりそうなものなら何でも「それくれ!」と無償で欲しがります。
もしそういう会社に「能力が高くて真面目な社員」がいると、その社員はいいように利用されます。
僕がむかし、年間利益7万円の会社の工場で働いてたときのこと。
プログラミングが少しできたんですが、そのスキルに目をつけられ、いろんなことを要求されました。
- 「工場の在庫管理システムを作ってくれ」
- 「売れた商品データの集計システムを作ってくれ」
- 「こないだ君が作った商品受注システムをウチの会社にくれ」
など。
言われるがまま作ったものはすべて、一言の感謝もなく受けとられて終わりました。
給料が上がったり、ボーナスに反映されたりとかはもちろんありません。
会社としては「便利なもの作ってくれてラッキー!もらっとこ」という感じだったのかもしれません。
貧乏な会社はとにかく「クレクレ君」。
真面目な社員のスキルを利用して、なんでもタダでもらおうとします。
そういう会社のためにがんばってなにかを提供しても、見返りはゼロ。自分の時間とエネルギーを消耗するだけです。
⑤ 組織として成長する気がない
まじめな社員は、自分がいる会社をもっと成長させようとがんばります。
でもその職場が「成長しない職場」なら、その努力はほぼ水の泡。
「もっとこうしませんか?」と業務提案したり、それまでのアナログな業務をITで効率化しても、周囲の人たちは進歩する気がないので迷惑がられます。
もちろん「いまの会社で実績を作って次の転職に活かしたい」といった動機があるなら、その会社でがんばる意味はあるでしょう。
でもそうした動機もなく、ただその会社のために努力してるなら、その努力には本当に意味があるのでしょうか?
真面目な人ほど、なに考えずガムシャラに頑張りがちなので、気をつけたいところです。
ちなみに成長しない会社の特徴については、以下の記事で解説してます。
⑥ その職場でしか通用しない業務がメイン
世の中には、「その職場では評価されるけど、ほかの会社では評価されない仕事」があります。
僕はむかし旅館で「料理はこび」の仕事をしてましたが、まさに代表例。
- お客さんが食事を食べ終わるタイミングをみて、デザートを厨房から料亭に運ぶ
- お客さんが食べ終わった食器をすばやく片付け、洗い場にもっていく
というもの。
でもこの仕事をできるようになっても、ほかの会社で役立つでしょうか?
いざその職場をやめて転職するとき、職務経歴書のスキル欄に
- 「タイミングよく料理を運ぶスキルがあります!」
- 「食器をすばやく片付けるスキルがあります!」
みたいなことを書いて応募先に提出しても、ほとんどの採用担当者は興味をもたないでしょう。
その職場内では求められてる業務でも、その業務経験がほかの会社で評価されないことがあります。
でも真面目な人は頑張り屋さん (というか視野が狭い) なので、そういう「ほかの職場で通用しない仕事」でもやたらとがんばりがち。
もちろん真面目なのはいいこと。ただ、
「いま自分がやってる仕事って、外の世界で評価されるのか?」
という広い視点をもたずに闇雲にがんばってると、将来キャリアが詰む恐れがあります。
ほんと要注意です。
自戒をこめて・・。
注意!思考停止の努力は時間のムダ
いまこの記事を読んでくださってるあなたは、きっと真面目な方だと思います。
あなたにこそ、知っておいてほしいことがあります。
それは、
真面目ゆえに「がんばる価値のない仕事」をムダにがんばり、そのせいで自分が損することがある
ということ。
僕は大学生のころ、居酒屋バイトを鬼のようにがんばってたことがあります。
ホールの仕事だったんですが、注文ミスをしたり、料理を出し間違えたりと、よくミスしては店長に怒鳴られてました。
それが悔しくて「仕事できるようになりたい!」と思い、1年ほど勉強そっちのけでバイトしまくってました。
結果、あいかわらずミスしては怒鳴られる日々。
さいごは心身ボロボロになって辞めました。
いま冷静に考えると、
「かりにあの居酒屋のホールができるようになったとして、なんのメリットがあるんだろう?」
と思います。
ミスなく注文をとり、お客さんをスムーズに案内し、すばやく食器を片付ける。そうした仕事はどちらかというと単純作業で、かりに上手にできるようになっても大きなスキルアップにはならないかと。
でも当時の僕は完全に思考停止していて、「このバイトをできるようになれば報われる!」と本気で信じてました。
あの1年間の必死の努力は、まじで時間のムダだったと思います。
世の中には、「がんばる価値のない仕事」があります。その仕事に必死になっても報われません。むしろあなたの貴重な時間をムダにし、後悔します。
ただ闇雲にがんばろうとするんじゃなく、
- 「この仕事って、ほんとにがんばる意味あるのかな?」
- 「身を粉にして働くほどの価値が、この職場にあるのか?」
と冷静に考えるようにしましょう。
やる価値がないと思った仕事からは、いさぎよく身を引いたほうがいいと思います。
まとめ:真面目な人こそ冷静な視点を!がんばる価値のない職場で働いてはいけない
今回は、「真面目な人が損をする職場の特徴」について解説しました。
真面目な人ほど、いまいる職場でやたらと一生けん命になりがち。
でもがんばる意味のない職場で努力しても得るものはなく、自分が損することになりかねません。
もし「いまの職場でがんばってもムダだな・・」と感じるなら、転職することも検討してみましょう。
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