こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代節約家のサラリーマン
- 生活費:田舎で月8万ほど
- 貯蓄率:40%超
- 元浪費家
世の中には、お金がないのに無駄遣いする人がいます。なぜなんでしょうか?
僕もそうしたタイプの人たちを見たことがありますが、彼らはみんな決まってどこか共通点がありました。
今回はそんな実体験をもとに、「お金がないのに無駄遣いする人の特徴と末路」について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身が同じタイプに当てはまっていないか確かめていただけると嬉しいです。
では、さっそく行ってみましょう!
以下で紹介する内容は、「お金がないのに無駄遣いする人全員」にあてはまるわけではありません。あくまで「傾向としてそういう人が多い」という前提であることをご了承ください。
お金がないのに無駄遣いする人の特徴9つ
① 考える力がなく、将来を想像してない
お金がないのに無駄遣いする人は「考える」ということをしません。
自分がじっくり考えたり、あれこれ考える人をウザがる傾向があり、
- そのとき考えよ
- なんとかなるしょ
という発想で場当たり的に過ごしています。
「このまま散財し続けたら将来どうなるだろう?」と考えれば、少しくらいは危機感を感じるもの。でも彼らはそもそも考えないので、思考停止でいつもお金をドブに捨てています。
② 目の前の快楽に気をとられる
「目の前の快楽」というのは、たとえば
- ギャンブル
- タバコ、お酒
- 高価な買い物
など、いまの自分の気持ちを満たしてくれるものです。
もちろん上記のことをすれば、いっときの満足感は得られるかもしれません。でもこうした行動は基本的に、なんのプラスも生まないどころか、お金を失うだけの浪費になることがほとんど。
目の前の快楽にお金を使い、なくなったお金を稼ぐため働き、また快楽に使う、という無限ループにハマったままです。
③ お金の管理ができず、サイフの中が汚い
お金がないのに浪費する人は、そもそもお金の管理ができてません。
- 今いくらお金をもってるのか
- 財布に現金がいくらあるのか
とかを把握してません。
彼らがよくやるのは、自分の車の物入れスペース、職場のデスクの引き出しに小銭を何枚も放置すること。サイフのなかはカオスです。何枚もの古いレシート、不要なカード類、小銭でパンパン。
本来サイフはお金を大事にしまっておく「小さな金庫」のようなもの。その金庫の中がぐちゃぐちゃでは、お金を大事に扱う意識が身につかず、自然と散財してしまうのでしょう。
④ 楽観的で、現実が見えない
彼らは「将来なんとかなる」とポジティブ思考でいることが多いです。
もちろんある意味いいことかもしれません。「お金のことで将来を心配しすぎるより、今を楽しもう」という考えは参考になると思います。
ただ、
- 無駄遣いせず、貯金してる上でそう考える
- 無駄遣いし、お金がない状態でそう考える
この2つでは大きな違いがあるんじゃないでしょうか?
たとえば、
- 貯金500万円で「将来なんとかなる」と言う人
- 貯金10万円で「将来なんとかなる」と言う人
500万円の人ならまだわかりますが、10万円の人は「いやそれやばくない?」と思われないでしょうか。
将来に楽観的になるには、それなりの貯蓄が土台として必須。土台がないのに「なんとかなる」と考えるのは、サーフボードなしでサーフィンするのと同じです。現実が見えていません。
⑤ 仕事でストレスが溜まっている
仕事で不満が溜まっている人ほどお金を浪費しがちです。ウサ晴らしにタバコや酒を買ったり、飲み会などでパーッとやってしまうことも。
気づいたら給料日前はカツカツ。でもストレスの多い仕事をしているかぎり、彼らは散財をやめることができません。
僕は以前、一日12~14時間労働のブラック会社で働いてましたが、同僚たちは不満が溜まっており、ジュースやお菓子、外食などとにかく無駄遣いをしてました。
長時間労働はお金を失わせるのかもしれません。
⑥ 体に悪いものを平気で飲み食い
お金がないのに無駄遣いする人は、健康な食事をしません。
彼らの常食は、
- 菓子パン、甘いジュース
- コンビニ弁当、カップ麺
など体に悪いものばかり。
基本的に面倒くさがりで、自炊はまずしません。添加物だらけの食べ物でも「おいしければいい」という発想なことがほとんど。お金のリテラシーがないだけじゃなく、健康にも無頓着なことが多いですね。
⑦ 自分にとって重要なことを把握してない
人にはそれぞれ「自分にとって重要なこと」があるものです。
- ガンガン働いて周囲に認められること
- 仕事はほどほどに、趣味を楽しむこと
- 休日、子供と一緒に遊んで過ごすこと
たとえば僕にとっては「お金で苦労しない穏やかな暮らしをすること」が重要なことです。そのためには当然お金が必要なので、無駄遣いせず、毎月コツコツ貯金しています。
自分にとって重要ことがわかっていれば、「それを実現するため今何をすればいいのか」がわかります。場合によってはお金も必要になるので節約だってします。
でもお金がないのに無駄遣いする人は、自分にとって何が重要か、わかってないことがほとんど。目の前の楽しいことにしか関心がなく、どうでもいいことにお金を消費しつづけます。
⑧ 部屋やデスクが散らかっている
お金がないのに無駄遣いする人は、ものを整理整頓したり管理するのが苦手。
たいてい職場のデスクはきちんとしてません。書類は山積み、いろんなモノが乱雑に放置されてることが多いです。部屋も散らかっていることが多く、脱ぎ捨てた服、使用済みの食器が放置してあることも。
「生活の乱れは心の乱れ」と言われますが、こうした乱れがお金の管理力にもマイナスに響くんだと思います。
⑨ 計画性がなく、行動が場当たり的
お金がないのに無駄遣いする人は、基本的に「今ここ」しか見ていません。
数年後にどんな生活をしていたいか、そのために今何をどれくらいのペースでやればいいか。さきを見据えた計画的な行動ができず、その時その時のテンションに任せて刹那的にお金を使うことが多いです。
かくいう僕も、20代の頃はまさに同じタイプでした。将来のことを考えず、行き当たりばったりでお金を使いまくっていました・・。
計画性なくお金を使い続けていると、何年か経って「しまった!金がない!」となる可能性は高いでしょう。
お金がないのに無駄遣いする人の末路3つ
① 歳をとっても馬車馬のように働き続ける
お金がなくても無駄遣いする癖が、40代以降の中年になっても治らないなら、一生治らない可能性が高いです。
それまで長年やってきたことを、おじさんおばさんの歳になってから変えるのはかなり困難です。
彼らは一生お金がない状態から抜け出せず、働き続けることになるでしょう。稼いでは失い、稼いでは失うの繰り返し。
とうぜん歳をとるにつれて体力・気力もなくなりますし、働き口も減っていきます。
お金がないまま歳をとるほど、生活は苦しくなっていきます。
無駄遣いの習慣が染みついている彼らは、ずっと生活苦のなか、馬車馬のように労働しつづけることになるでしょう。
② 健康を損ね、下手すると再就職できなくなる
無駄遣いをしてお金がないままの人は、健康にも気遣っていないことが多いです。タバコやお酒、不健康な食生活を続けるうち、中年以降に体を壊すことになるでしょう。
1つ重大なのは、病気になったら働けなくなるということ。病気で入院でもしたら収入がなくなり、その後の生活は苦しくなります。
もし病気が治って復職しようとしても、ブランクのある中年を正社員雇用したがる企業は少ないです。無職だとどんどん貯金も減っていきますから、最悪の場合、非正規で働かざるを得なくなるかもしれません。
そうなると今後の人生、けっこう「やばい」んじゃないでしょうか?
③ お金がなくて後悔する
じっさいお金って、貯めるのにけっこう時間がかかります。少なくとも僕は会社員としてコツコツ貯金して、いまの貯金額になるまでホントに長かったなと実感してます。
大企業の高年収エリートでもなく、優れた経営者でもない。僕のような凡人が貯金するには、何年という時間をかけコツコツ貯めるだけの辛抱強さが必要。経験上これは紛れもない事実だと思ってます。
もし中年以降になってお金がなく、「若いときにちゃんと貯めとけばよかった!」となっても、そこから挽回するのはかなりキビシイです。長年むだ遣いしていた人が、中年以降に辛抱強く貯金するのはたぶん不可能です。
お金がないと後悔しても、過去に戻ってやり直すことはできません。若いころに溜めてきたツケは、これからの人生で払っていくしかありません。
まとめ:お金がないのに無駄遣いする人は一生貧乏!
今回は、「お金がないのに無駄遣いする人の特徴と末路」について解説しました。
ちなみに「貯金がないとどうなるのか知りたい」という人は、東京難民という映画を観るのをオススメします。内容がけっこうリアルで、僕的には貯金をがんばるすべての人たちに観てほしい作品だなと思いました。
また、「観たら思わず貯金したくなる映画」を以下の記事で紹介しています。