【実体験】家賃2万円台・一人暮らしのメリット5つと注意点

こんにちは、Kitaです。

筆者はこんな人

  • 30代 倹約家サラリーマン
  • 生活費:田舎で月8万ほど
  • 家賃:月22,000円弱
  • 元浪費家
この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 家賃2万円台で一人暮らししたい人
  • 家賃を抑え、なるべく貯金したい人

生活でいちばんお金がかかるもの。それは家賃です。

家賃はいわば「生活費のラスボス」とも言えるでしょう。

なるべく多くお金を手元に残すには、いかに家賃を抑えるか、言い換えるなら「ヤチン・デミーラ」という名のラスボスをいかに攻略するかが大切です。

(↑ドラクエを知らない方はすいません、、)

僕は北海道の田舎で、家賃22,000円弱の住宅に、かれこれ2年ほど一人暮らししてます。

(実際の家)

そんな実体験をもとに、家賃2万円台の物件に一人で住むメリットと注意点について解説します。

格安物件に住むにあたって後悔のないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

では、さっそく行ってみましょう!

目次

家賃2万円台の物件に住むメリット5つ

① 生活費のラスボスをすでに攻略できてる

くり返しになりますが、生活費でいちばんかかるのは家賃です。なるべく節約したい人にとって家賃は最大の悩みどころ。

その家賃が2万円台って実際かなりオイシイですよ。

もちろん生活費は、家賃以外のいろんなところでも削れます。

  • スマホ代を抑える
  • 電気代を抑える
  • 食費を抑える

などなど。

でも何より一番高い家賃を2万円台に抑えられるのは、生活費のいちばんの課題をすでに解決しているということ。

POINT

家賃という生活費のラスボスを倒せている。ほかの生活費は雑魚キャラのようなもの。

② 浮いた家賃分を、まるっと貯金に回せる

ドラクエのたとえ話はもうさておき。(苦笑)

貯金したい人にとってありがたいのは、浮いた家賃分を貯金できるということ。

ちまたでは「手取りの10%を毎月貯金できればいい」と言われたりしますが、家賃が2万円ならそれ以上貯めることも可能です。

もし会社の給料の手取りが20万円だとしましょう。

20万円 × 10% = 2万円

2万円を貯金できれば、その月は手取りの10%貯金達成。2万円くらいなら、浮いた家賃分から回せるんじゃないでしょうか?

そこから食費、通信費など、ほかの節約もできれば、20%、いや30%以上の貯金も目指せるかもしれません。

ちなみに僕は、毎月の貯蓄率は40%超です。

POINT

浮いた家賃分を貯金に回せるのは、かなりデカい。

③ 家賃のために「命」を削らなくていい

「命?いきなりどうした?」

と思われるかもしれませんね。

ここでいう「命」というのは、「時間」のことです。

僕たちはお金を稼ぐために働きますが、そのために自分の時間を使っています。

8時間働くと、8時間分の時間を使ったことになります。

つまり寿命が8時間分短くなったということ。

たとえば・・

例として、ここにAさんがいるとしましょう。

Aさんは家賃6万円のアパートに住んでいて、正社員として時給1500円で働いています。

(※ 月給を時給換算し、1500円としています)

家賃の6万円分を稼ぐには、

家賃60,000円 ÷ 時給1,500円 = 40時間/月

上記のとおり。

Aさんは「家賃を払うため」に、毎月40時間はたらいてます。それってつまり、「家賃のために月40時間分の命が短くなっている」ということではないでしょうか?

もちろん

「家賃は払わないといけないから仕方ないよ

という意見もあると思います。

でも「家賃のために毎月自分の命を削っている」と考えると、僕はすこし危機感を感じます。みなさんはどうでしょうか?

POINT

なるべく安い物件に住もう。家賃のための労働に、あなたの貴重な命を削らずに済む。

④ ほかの場面でも、節約するようになる

経験上思いますが、格安物件に住めるのは快感だったりします。「生活費でいちばん高い」と言われる家賃をとことん安くできるので。

そしてこの快感を味わうと、自然と「ほかの場面でも出費を抑えられないか」と考えるようになります。

  • 食費
  • 通信費
  • ガス代
  • 電気代

など。

それまでムダに払っていたぶんを見直し、節約するようになります。

さらに。

さらにですよ。

節約が当たり前になっていくと、「節約に役立つ情報」も積極的に得るようになります。

たとえば買い物では、

  • 現金よりクレカのほうが、ポイントがついてお得
  • 楽天経済圏なら、楽天ポイントがザクザク貯まる

とか。

生活のいろんな場面でお得になることが増え、結果的に貯金が増えていきます。

POINT

家賃を抑えると、生活のほかの場面でも節約するようになり、貯金が増える。

⑤ ミニマルな生活に目覚めることができる

僕は今でこそ家賃2万円台の格安住宅で暮らしてますが、以前までほかのアパートや社員寮に住んだり、一軒家でシェアハウスとかもしてました。

その経験から思うのは、「家は寝て起きれればそれでいい」ということ。

少なくとも一人暮らしなら、多少狭くても問題なく生活でき、足を伸ばして寝るスペースがあればOK。

10畳の部屋なんて必要ないです。広すぎると掃除が大変ですし、空いてるスペースを埋めようと余計なものを置いてしまいかねません。

ストレスにならない範囲でなら、家賃はなるべく安く、なるべくコンパクトのほうが快適。

こういうミニマリスト的な考えになったのも、いまの格安住宅に住んでいるからこそだと思います。

ちなみに低収入で一人暮らしの人は、ミニマリストになると生活が一気に快適になります。くわしくは以下の記事を読んでみてください。

POINT

家賃2万円台で暮らしていると、無駄のない「ミニマルな暮らし」に関心をもつようになる。

家賃2万円台の物件に住むときの注意点7つ

① 「なぜ安いのか」を事前に調べよう

家賃2万円台にはそれなりの理由がある可能性があります。

  • 建物が老朽化している
  • 壁が薄く、音漏れする

など、わけアリだから格安なのかもしれません。

僕も大学時代、いまと同じく2万円代の格安アパートに住んでました。築数十年の木造。壁がスルメイカのように薄く、となりの音が丸聞こえでした。

安いからとすぐ飛びつくんじゃなく、まず不動産会社に安さの理由を確認しましょう。

そして内見のときに、部屋がボロくないかとか、くまなくチェックしてください。

POINT

あとで後悔しないよう、入居する前に「安い理由」を把握しよう。

② 共益費、敷金礼金なども確認しよう

家賃の金額は安くても、共益費が高い可能性もあります。「共益費込みで家賃がいくらか」をチェックしましょう。

あと敷金礼金も。

敷金は退去するときに戻ってきますが、入居するときに払わないといけません。

不動産会社に払う「仲介手数料」なども見落とさないよう注意。

「家賃だけ見て安いと思いきや、総額で意外と高かった・・」とショックを受けないよう、事前にきっちり調べましょう。

POINT

「家賃」だけを見て判断せず、ほかに付随してかかる費用も確認しよう。

③ 光回線がつながるかチェックしよう

ほとんどの人にとって、自宅にWi-fiは必須。

そしてネットに快適さを求めるなら「光回線」一択です。

いくら家賃が安くても、その地域で光回線が通らないなら、ストレスな毎日になりかねません。

僕のとある知り合いは、へんぴな地区で家賃2万円以下で住んでいます。光が通ってなく、ポケットWi-fiでしのいでるとのこと。

聞けば「ポケットWi-fiは遅くてストレスだ。光が恋しい」と言っていました。

POINT

ネットの快適さは生命線。光回線がつながるかチェックしよう。

④ 職場が遠すぎないかチェックしよう

いくら家賃が安くても、職場が遠すぎるとシンドイです。

もし2万円代のアパートに入居したとして、そこから職場まで車で片道30分としましょう。

すると往復で1時間。

月に20日勤務だと、

1時間 × 20日 =20時間

月にほぼ丸一日分を、通退勤に使っていることになります。

僕は幸い、いまの家から職場まで車で2分。もしこれが30分とかだとキツイです。

もちろん通勤時間が長くても苦じゃない人もいるかもしれません。でも基本的に「職場がなるべく近い家」を探すのが無難かと。

注意

家賃が安くても、通勤時間が長いと生活の満足度が下がる!職場の近さは大切!

⑤ スーパーが遠すぎないか注意しよう

自炊するなら、食材の買い出しが必須。スーパーが近くにあるか確認しましょう。

ちなみに僕は今住んでいる地域にないので、となり町の店に通ってます。

車で15分なのでストレスは少ないですが、やっぱりスーパーも近いに越したことはないですよ。

もちろん一概には言えないですが、もし家からスーパーまで車で40・50分とかなら、ちょっと検討したほうがいいかもしれません。

POINT

買い出しに必須のスーパーが遠すぎないか、事前にチェックしよう。

⑥ ヤバい同居人がいないか注意しよう

リアルな話、安物件にはいわゆる「ヤバい人」が入居することがあります。

たとえば、人間的に問題があって社会に馴染めず、あまり労働環境のよくない会社で安月給で働いている人とか。

むかし僕の実家の向かいに、家賃1万円台のフロなし物件がありました。そこに住む人たちがまさにその「ヤバい人」だったんですよね。

住人A (女性)

「家賃を払った、払ってない」で大家と揉め、大家の悪口を近所に言いふらす。ふだんつき合いがないのに、ある日とつぜん僕の実家に「電話使わせてください!」と押しかけてきた。

住人B (男性)

日雇い労働者。近所の山でとった大量の落葉キノコ (虫食いだらけ) を、近所に無差別に配る。やたら声がデカい。

もちろん安い物件に住んでいる人のなかにも、まともな人はたくさんいます。

ただあくまで傾向として、「安物件にはそれなりに訳アリの人が寄ってきやすい」というのは押さえておくといいでしょう。

注意

家賃2万円台の格安物件には、「ヤバい人」が入居する可能性がある。

⑦ 音漏れしやすくないかチェックしよう

僕も大学生のころ、家賃2万円台のアパートに住んでましたが、かなり壁の薄い木造住宅でした。

おかげで隣の物音が聞こえやすく、夜に目が覚めることがありました。

逆に、僕ら学生メンバーが夜にどんちゃん騒ぎして大迷惑になったことも、、(汗)

もちろんどんなアパートにも、多少の音漏れはあるかもしれまん。でも極端なほど聞こえる家は要注意。

音漏れがどれくらいか不動産会社や大家、できれば居住者に聞くのがいいでしょう。

POINT

音漏れがひどいとストレスになる。音漏れがどれくらいか、事前に確認しよう。

まとめ:一人暮らしの家賃は安くてナンボ!

今回は、家賃2万円台で一人暮らしするメリットと注意点について解説しました。

もちろん格安の物件は、節約できてありがたいですよね。

でも安さだけに目がいって、今回ご紹介した注意点を見落とさないようご注意いただければと思います。

また、ふだんから貯金をがんばっている方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。

また、年収が低くても幸せに暮らす方法を知りたい方は、以下の記事が参考になります。

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