筆者はこんな人
- 30代の節約家サラリーマン
- 貯金:年間200万円を達成
- 生活費:田舎で月8万ほど
- 元浪費家
- お金を貯めれるようになりたい人
- お金が遠ざかる言葉を知りたい人
お金がない人には「口癖」があることをご存じでしょうか?
僕はむかし、お金が貯まらない人たちと働いてました。彼らは決まりきったように、おなじ言葉を言ってました。
今回は、年間200万円貯金した僕が、お金がない人の口癖をご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身がこの言葉を言っていないか確かめてみてください。
お金がない人の口癖7選
① 「お金がない」
僕はむかし、肉体労働の現場で働いてました。
そこで働いてる人たちは、ほぼ全員「お金がない」と言ってました。
彼らのやってることは以下のとおり
- 一日3回ほど自販機でジュースを買う
- 仕事の休憩中、タバコを吸う
- 昼食は500円くらいするコンビニ弁当
こういう無駄遣いをしてると、必然的にお金はどんどん消えます。
お金がないと言う人は、「自分はお金に縁のない人間だ」と自分に教え込んでるようなもの。
日ごろ散財するのは、「自分はお金に縁のない人間だ」という意識が染みついてるからかもしれません。
「人は自分が発する言葉で自分を作り上げている」という話を、みなさんも聞いたことがあるでしょう。
実際そのとおりで、
「お金がない」と言う人は、その発言でお金を自分から遠ざけてるのを自覚してないことが多いです。
② 「お金ちょうだい」
以下のような発言をする人に、出会ったことはありませんか?
例①
佐藤さん、今月ボーナス入ったんすか?
いいっすねー。僕にもちょっとお金ください!(笑)
例②
田中くん、プロのミュージシャン目指すんだってね。
将来有名になって稼ぐようになったら、俺にもお金ちょうだい(笑)
もちろん冗談で言ってるとは思いますが、お金がある人ならこういう発言はまずしません。
ふだんから稼いで、しっかり貯金してれば、「他人にお金を恵んでほしい」という発想にはならないからです。
逆に、「お金ちょうだい」と言う人は、「自分はお金がないし、貯めることもできないから助けて」と言ってるようなもの。
当たり前ですが、お金を貯めるには自分自身の主体性が問われます。
自分で稼ぐ。
自分で節約する。
自分の意志で欲しいものを我慢する。
そこに他人の助けはありません。そもそも、他人に頼ってるようじゃ貯金はできません。
お金がない人は、自分で辛抱強く貯められないから、「他人に助けてほしい」という発想なのかもしれません。
③ 「少しでも安く」
これは何かを買うときに、
- 「少しでも安いのがいい」
- 「なるべく安いやつにしよ」
と、安さを重視するときに言う言葉です。
一見、出費をおさえて貯金できそうな人に見えます。でも、必ずしもそうじゃありません。
むしろ安さばかり重視する人は、お金を減らしたくない気持ちが先行し、「それを買うと後でどうなるか」という長期視点がありません。買い物で賢い判断ができないということ。
たとえば、掃除機を買うとき
- 8,000円で、低品質の掃除機
- 15,000円で、高品質の掃除機
「少しでも安く」したい人は、8,000円のほうを選びます。
たしかに安いです。
でも実際使ってみると、「ゴミをちゃんと吸わない」「たまに電源が入らない」など不具合が起きるかもしれません。
修理が多くて時間もとられ、ストレスになる恐れも。
いっぽう、お金に余裕のある人は違います。
目先のお金は減っても、それによって得られる快適さなどのメリットを考えます。
「多少値が張っても質のいいものを買おう」となり、15,000円のほうを買うでしょう。
お金がある人と、ない人の大きな違い。
それは「長期視点でみた賢い買い物ができるか」じゃないでしょうか。
④ 「我慢できない」
貯金に必要なものは自制心です。
ほしいものが目の前にあっても、無駄遣いしないようグッと我慢できることは、時間をかけコツコツお金を貯めるうえで欠かせません。
でも何かにつけ「我慢できない」と言う人は自制心がなく、浪費しがち。
- お菓子を買うのを我慢できない
- ビールを買うのを我慢できない
我慢できないことが多いほど、お金はレジに吸い込まれていき、いつまでも預金残高が増えません。
⑤ 「つい買っちゃった」
これは僕の失敗談なんですが、大学時代はストリートブランドの服が好きで、よく街で買ってました。
ショップの陳列棚を見ると、買うつもりじゃなかったアクセサリーや靴が目に入り、「これいいな」と思ってつい買ってました。
貯金できず、典型的な「金なし学生」でした。
あなたの周りにも、こういう「つい買っちゃったタイプ」の人はいませんか?
- 「セールで安かったからつい買っちゃった」
- 「おいしそうで、つい買っちゃいましたー」
つい買っちゃう人は、自分の欲をコントロールできず散財するので、お金がないままです。
⑥ 「~円くらい、べつにいいよ」
「1,000円くらい、べつにいいよ」
↑こうやって、少しならムダにしてもいいと言う人。こういう人もお金がないことが多いです。
理由は、小さなお金を大事にしてないからです。
たとえ1,000円だろうと、100円だろうとお金はお金。
何百万円という大金でさえ、小さなお金が積み重なってできたもの。小さなお金こそが、僕たちの生活の大きな助けになってます。
そんなお金を「少しだから」と大事にしない人は、自分のお金を守りません。
おいしそうなチョコを見れば買い、自販機を見れば無意識にサイフを取り出す。小さなお金をポロポロ手放します。
僕も毎月貯金を続けて思うことがあります。
それは「貯金するなら、小さなお金をないがしろにしちゃいけない」ということ。
もしサイフに数百円の小銭が入ってたら、僕なら放っておきません。
そのつど銀行口座に入金。こういうマメな積み重ねが、将来大きなお金をつくる習慣だと思います。
小さなお金をないがしろにする人は「~円くらい、べつにいいよ」と言いつづけ、何年たってもお金がないままでしょう。
ちなみに僕は、道に落ちてる小銭は拾うべきだと思ってます。くわしくは以下の記事で解説してます。
⑦「いそがしい」
「いそがしい」とよく言う人は、お金が貯まらないことが多いです。
仕事に忙殺され、長時間働いてる可能性大。それだけストレスも溜まってるので、発散のためタバコやお酒、外食に浪費します。
いっぽう、時間に余裕がある人は心にも余裕があり、「いそがしい」とはあまり言いません。
仕事の不満も少ないので、ストレス解消にお金を使う必要がありません。
「いそがしい」が口癖の人は、その字のとおり「心」を「亡」くしている、心に余裕がない状態。余裕のなさから来る不満を、お金を使って解消することになります。
金なし発言をする人から離れよう
僕がむかし肉体労働の現場で「お金がない」と言う人たちと働いてたとき。
いつもタバコやジュース、コンビニ弁当などに散在してる人たちで、「働く→稼ぐ→ムダ遣い」の無限ループでした。
30代後半の社員の人でさえ、「給料日前は生活カツカツなんすよ~」と言ってました。
20代ならまだしも、30を過ぎてもお金がないなんて、将来の生活が不安になりませんか?
僕なら不安でしょうがありません・・。
いい歳になっても「お金がない」と平気で言う人たちは、将来の生活のことを真剣に考えてない可能性が高いです。
そういう人たちと関わってると、自分までがお金のない人に仲間入りするかもしれません。
- 「お金がない」
- 「お金ちょうだい」
↑こういうことを言ってる人からは、なるべく距離を置きましょう。
ましてやプライベートで関わるのはNGです。
まとめ:お金がない人にならないように!
今回は、お金がない人の口癖をご紹介しました。
同じ口癖を言わないよう気をつけつつ、これからも貯金をがんばっていきましょう!
ちなみに、もしお金がないとどうなるのか知りたい人は、「東京難民」という映画を観れば答えがわかります。くわしくは以下の記事をどうぞ。
「観たら思わず貯金したくなる映画」は、以下の記事で紹介してます。