こんにちは、Kitaです。
筆者はこんな人
- 30代 倹約家の会社員
- 趣味:貯金と節約
- 小銭を拾うことに疑問を感じる人
- 小銭を拾うことに抵抗を感じる人
道ばたの小銭を拾うことは、あまりよく思われないことがあります。
- ケチくさい
- せこい
など、ネガティブなイメージをもつ人は多いでしょう。
でもこうした考えは本当に正しいのでしょうか?
むしろ小銭を拾うことはケチでもなく、せこいことでもなく、すごく大切なことなのかもしれません。
今回は、小銭を拾うのが大切な理由について解説します。
この記事を読むと、ちいさなお金を疎かにしないことの大切さがわかります。
では、さっそく行ってみましょう!
小銭を拾うのが大切な理由6つ
① 倹約精神が身につくから
倹約は、生きるうえで大切です。
小さなお金もムダにせず、自分の蓄えにまわす習慣は、確実にあなたの生活を豊かにしていくからです。
そして小銭を拾うのは、まさにこの「小さなお金をムダにしない」ことの実践でもあります。
多くの人は、道に落ちている10円玉を見ても素通りするでしょう。「たかが10円」と、とるに足りないものと見なし、拾ったりはしません。
でも、あなたは拾ってください。
ちなみに僕も倹約家ですが、道に落ちてる小銭は1円でも拾うようにしてます。
小さなお金をないがしろにしない「倹約の精神」。
これは、長い人生をお金の心配なく生きていくうえで役立ちます。
② お金がない怖さは尋常じゃないから
お金がないのは恐ろしいことです。
生活できなくなるのはもちろん、不安や恐怖、焦りなどのネガティブ感情に見舞われるからです。
でも実際、お金がない怖さを学んでいない人は、ちいさなお金を軽視しがち。
道に落ちている小銭には見向きもしません。
ですが、人が普段暮らせるのは、お金のおかげ。
100円や10円といった小さなお金のが集まりが、何万円、何十万円となって僕たちの生活を支えてくれるんです。
お金がない怖さを知っている人は、たとえ少額でもお金の大切さを知っているので、小銭を拾うのをためらいません。
ちなみにお金がないとどうなるかは、「東京難民」という映画を観るとよくわかります。
先日「ちょっと今から仕事やめてくる」という映画を観たときも、お金の大切さを痛感しました。
③ 不労所得だから
世の中の多くの人は、不労所得をもっていません。
たいてい会社などで働くのが、収入を得る唯一の手段です。
いっぽう、不労所得がある人は生活が比較的ラクになります。
僕もこのブログの広告収益で、少額ながら不労所得があります。
会社で働く以外に自動的にお金が入ってくるのは、心強いと感じるものです。
そして道に落ちている小銭も、ある意味では不労所得。
もし小銭を拾ったら、「やった!不労所得だ!」と素直に喜びましょう。
④ 時間を拾うことでもあるから
時間はお金より大切です。
お金と違い、時間は一度失うと取り戻せないので。
そして小銭を拾うというのは、見方を変えれば「時間を拾う」ということでもあります。
たとえば道で100円を拾ったとしましょう。
もし時給1000円で働いてる人が拾ったら、その100円はその人にとって6分の価値があります。
「6分を拾った」と考えると、その100円にはバカにできない価値がある気がしませんか?
小銭を拾うことに抵抗があるなら、あえて「時間を拾う」と考えてみましょう。
拾うことに前向きになれます!
⑤ 日頃の生活防衛のため
人生では、いつ大きな出費が出るかわからないものです。
- 車を買うことになった
- 引っ越しすることになった
- パソコンを買い替えることにした
など。
こうしたことは、予期せぬタイミングで突然やってきます。
僕も以前勤めていた会社で、ある日社長に「○○の免許が業務に必要だからとってほしい」と言われ、6万円ほど出費がかかりました。
いつ大きな出費が出ても大丈夫なように、貯金しておくのは大切なこと。
落ちている小銭も、拾って貯金しましょう!
⑥ 運をモノにする習慣が身につくから
あなたはこれまでの人生で「自分は運がいい」と感じた経験はありませんか?
僕は何度かあります。
たとえば、
- 尊敬する先輩との出会い
- 人の縁で現職に就けたこと
など。
運というのは不思議なもの。
そのとき欲しいと思っていたものを、誰かが見計らって与えてくれるかのように、絶妙なタイミングで人生を良い方向へと導いてくれます。
そして小銭を拾うのは、こうした「運」をモノにする習慣を身につけるチャンスです。
そもそも道で小銭を見つけること自体、幸運なこと。
拾うか拾わないかは、「目の前にある運を活かすか否か」と言い換えることもできます。
せっかくの幸運を活かさないのは、もったいないですよね。
小銭を拾い、運をモノにする習慣を身につける。
この習慣が将来、あなたの人生を好転させるかもしれません。
小銭を拾うのはケチじゃないのか?
「億男」の名言
「億男」という小説を知っていますか?
川村元気さんの作品で、お金の大切さについて学べる本です。
登場人物である富豪の男が、作中でこんなセリフを言っています。
一円を笑うもんは一円に泣くって、あれはホンマなんやで。
競馬がほんの数秒で決まるのと同じで、たった一円が勝負を分けることもあるというのんを、ボクらは知ってる。
使わんと貯めておけば、いつか大きな勝負がやってくる。そのときに一円でも多いほうがええに決まってるやろ。
だから、来たるべき日に備えて一円玉でも拾う。
(引用元:「億男」 川村元気著 文春文庫)
人生で何かをするとき、たいていお金が必要になります。
- 起業するにもお金が必要
- 旅行するにもお金が必要
- 引っ越しにもお金が必要
いざ自分がやりたいこと、やらないといけないことがあるとき、手元のお金が多いに越したことはありません。
むしろお金が足りないとチャンスを逃がしたり、無念な思いをすることも。
もしものチャンスに備え、小銭を拾うのを習慣にしておきましょう。
まとめ:小銭を見つけたら拾おう
今回は、小銭を拾うのが大切な理由について解説しました。
たとえ10円でも、1円でも、立派なお金。軽んじるのはオススメしません。
ちいさなお金の積み重ねが、あなたの人生を良い方向に進めてくれます!
道を歩いていて見つけた小銭は、迷わず拾いましょう。
また、以下の記事では「思わず貯金したくなる映画」を厳選して紹介しています。
よかったら参考にしてみてください。
「お金より大切なものを学べる映画」については、以下の記事をどうぞ。