経験にお金を使うと幸福度が上がる!使いどころ5つと注意点

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 経験にお金を使うことに興味がある人
  • 幸せなお金の使い方を知りたい人

「モノよりも、経験にお金を使ったほうが幸福度が上がる」と聞いたことがありませんか?

いくら高価なモノを買っても、嬉しいのは一時的。
時間がたてば、その喜びは薄れていくものです。

いっぽう楽しかった経験・有意義な体験は、僕たちのその後の人生に良い影響を与え続けてくれます。

今回は僕の実体験をもとに、「経験にお金を使うと幸福度が上がる」というテーマで解説しますね。

ちなみに今回解説することは、

  • DIE WITH ZERO
  • 「幸せをお金で買う」5つの授業

上記2冊の本の内容を、参考にしてます。

幸せなお金の使い方がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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目次

【大切】経験にお金を使うと、人生が豊かになる

一般的に、「モノを買ったときの喜び」は長続きしない傾向があります。

たとえばお洒落な服を買ったとき。

買った当初はテンションが上がって気持ちがいいもの。でも何カ月と経つにつれて「飽き」がやってきます。

気づけば「もっといい服が欲しい」と、新しい服を買いに行ってる自分。

いくらモノを買っても、その喜びがずっと続くことはありません。

でもいっぽう、なにかしら有意義な経験をすると、その喜びは何年も続くもの。

みなさんにも、過去に「楽しかった経験」があると思います。

たとえば・・

  • 5年前に、大学の友達と温泉旅行に行った
  • 10年前に家族でディズニーランドに行った
  • 幼稚園児のころ祖父母の家に遊びに行った

など。

何年前であれ、当時の楽しかった経験って、いまも思い出に残ってませんか?

これが、モノを買うときとの大きな違い。

モノを買った喜びは時の経過とともに薄れるけど、経験したことの喜びはずっと続くものなんです。

だからこそ幸せな人生を生きるには、モノよりも経験にお金を使うことが大切です。

ちなみに「経験にお金を使うことの大切さ」は、以下の「幸せな気持ちになるお金の使い方の解説記事」でも取り上げてます。

よかったら参考にしてみてください。

お金を積極的に使うべき経験の代表例5つ

経験にお金を使うことの大切さを解説しました。

じゃあ具体的にどんな経験にお金を使うと、幸せを感じられるのでしょうか?

代表的なものをご紹介しますね。

① 興味ある習いごと

世の中には、なんらかの技術・知識を学べる環境がたくさんあります。

たとえば料理教室や書道・陶芸教室。
水泳スクールやピアノ教室など、さまざま。

また今の時代、「オンラインスクール」というものもあります。

プログラミングや動画編集・デザインなど、現代の仕事に活かせるスキルを学べる講座が、ネット上で見つかります。

こういう習い事にお金を使うと、自分自身が学んで成長できます。

もちろん、なかにはけっこうお金がかかる習い事もあるかもしれません。

でも、習いごとで得られる経験は、払ったお金以上の価値があることがほとんど。

自分が知りたいこと、身につけたいものが得られる機会には、積極的にお金を使いましょう!

② 国内、海外旅行

旅行は、人生を豊かにしてくれる経験の代表例。

たとえば外国に旅行すると、そこには日本とまったく違う文化・土地の雰囲気があり、言葉を異にする人たちと接する機会があります。

現地で観光し、現地のホテルに泊まり、現地の食べ物を味わう。

ガイドブックに載ってないマニアックな場所で遊んでみたり、地元で仲良くなった人と一緒にお酒を飲んだり。

そのすべてが新鮮で有意義です。

また、国内旅行も思い出に残ります。

有名な温泉地で泊まったり、おいしい郷土料理を食べたりする。そういう経験もすべて思い出に残ります。

もちろん旅行には、あるていど出費がかかるもの。

でも旅行を楽しんだ経験は、その後何年・何十年と記憶に残り、当時を思い出すたび幸せな気分になれます。

③ アウトドア体験

自然のなかで遊ぶ体験にも、積極的にお金を使うのがオススメです。

たとえば・・

  • 山登り
  • キャンプ
  • ラフティング
  • スキューバーダイビング

など。

ゆたかな自然に囲まれて遊ぶ体験はすがすがしいし、気持ちいいです。仕事のストレスも一瞬で吹っ飛びます。

僕も20代のころ、日本アルプスの山を登ってみました。

壮大な山の景色、現地で交流した日本人の人たちとの時間。すべてがほんとに楽しくて、何年たった今でも、当時を思い出しては幸せな気持ちになります。

(当時、山頂で撮った夕日です)

まとまった休日には、自然のなかで目いっぱい遊ぶことに、ぜひお金を使ってみてください。

もちろん誰かと一緒に遊ぶのでも、ソロで楽しむのでもいいです。間違いなくすばらしい思い出になりますよ。

④ グルメ

好きな食べ物にお金を使うのも、人の心を豊かにしてくれます。

たとえばカレー好きな人なら、近所に新しいお洒落なカレー屋さんができたら「どんな味なんだろう?」とワクワクしますよね。

ほかにも、自分がいままで食べたことのない料理を食べるのも、いい思い出になります。

もし誰かと一緒に食べれば、喜びを分かち合うこともできます。話のネタにもなり、いろんな楽しみがあります。

グルメを楽しむことも、人生を豊かにする貴重な経験。

ぜひこの事実を押さえておきましょう。

ちなみに実際に食べる以外にも、グルメを楽しむ方法があります。
それは「グルメ系のドラマを観ること」。

主人公が幸せそうにご飯を食べる姿を見て楽しむのも、幸せな経験になります。僕は孤独のグルメとかが大好きです(笑)

興味ある方は、以下の「ひとりめし系ドラマの解説記事」を読んでみてください。

⑤ コンサートや芝居、落語や漫才など各イベント

たとえば大好きなアーティストのコンサートに行くと、そこで最高の時間を過ごせます。

もちろん費用は高いです。
でもそれ以上の喜びや興奮を味わえますし、その思い出は一生なくなりません。

僕も20代のころ、東京で斎藤和義さんのライブを観に行きましたが、当時の楽しかった記憶は今でも焼きついてます。

劇が好きな人なら、有名な劇団の公演会に行けばきっと楽しめるはず。お笑い好きな人なら、本場の漫才を生で観ればテンション上がりますよね。

あなたの好きなイベントに、足を運んでみましょう。

テレビやYouTube動画で観るのとは違う「生の雰囲気」を味わうことには、かけたお金以上の価値があります!

経験にお金を使うときの注意点4つ

① 経験の多くは、記録に残さないと忘れる【失敗談】

いくら経験が大切でも、経験したことを忘れるのはもったいないです。

僕も昔は旅行が大好きで、国内のいろんな観光地に行ってました。

でも写真をほとんど撮ってませんでした。

もちろん楽しかった記憶は今もあるのですが、なかには忘れてしまった経験も多いです。

もし当時見たもの・景色を写真とかに残しておけば、いつでも見返して思い出せたんじゃないかなと思います。

この失敗談から言えることは、「体験したことは記録に残したほうがいい」ということ。

たとえば・・

  • 旅行先で食べた料理の写真を撮っておく
  • キャンプしている様子を動画に撮っておく
  • 楽しかった出来事を日記に書き残しておく

上記のとおり。

よく「記憶より記憶に残すことが大切」と言われますよね?これは本当です。

何年か経ってその記録を見返せば、「ああそうだ、あのときこんなことしたんだった」と思い出せます。

② 経験をアウトプットしよう

いまは、インターネットが発達した時代。
誰もが気軽に、自分の経験・考えを発信できます。

もし有意義な経験をしたなら、それをネットで発信するのをおすすめします。

たとえば・・

■富士山に登った
→ 山頂で見たご来光の写真を撮り、インスタに投稿する

■都内の隠れ家のようなカフェに行った
→ 店の雰囲気やオススメポイント、感想をブログに書く

■コンサドーレ札幌の試合を観に行った
→ 試合の様子を動画に撮り、TikTokにアップしてみる

楽しかった経験を、自分のなかに留めるのはもったいないです。

その経験をネットで多くの人たちと共有し、喜びを広げるほうが素敵じゃないでしょうか?

どんな形でもいいので、あなたのしてきたことをアウトプットしましょう。

その経験に興味をもって見てくれる人が、絶対います!

③ 新しい経験にお金を使おう

経験したことのないことにお金を使うと、喜びがより大きくなります。

たとえばアート鑑賞が好きな人なら、近所のおなじ美術館に毎回行くより、ちょっと遠出してもいいので別の美術館にも行ってみるとか。

いつもとちがう雰囲気や作品を楽しめるので、より充実します。

人生で初めて経験することには、ワクワクするもの。
知らなかったことを知れて、視野が広がります。

もちろん「毎回新しいことを経験しなきゃ!」と気張るとしんどいので、心に余裕をもてる範囲内でやるのがオススメです。

④ やり過ぎると貯金が増えない。限度に注意

経験にお金を使うのは大切。
ただ、かといってお金を使い過ぎると、貯金がたまりません。

僕も若いころ「なんでも経験してみよう!」という考えで、働いて貯めたお金は旅行やグルメに使いまくってました。

もちろん楽しかったですが、いつも金欠・・。

「やりすぎず、やらなさ過ぎず」のバランスが大切ですね。

ちなみに「貯金ばかりで後悔しないようやっておきたいこと」については、以下の記事が参考になります。

経験にお金を使うことの大切さが学べる本2選

① DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

著者のビル・パーキンス氏は、アメリカでコンサルティング会社を経営されてる方。

本書『DIE WITH ZERO』では、「人生のなるべく若いうちに、貴重な経験にお金を使うことの大切さ」についてくわしく解説されてます。

人は歳をとるにつれ、若いときみたいに「経験」を楽しめなくなるもの。

たとえば60代、70代になると体力は衰えます。

もし高齢になって海外旅行に行きたくなっても、衰えた体力では、旅行を楽しむのが難しいかもしれません。

だからこそ、人生でしておきたい経験はなるべく体力のある若いうちにするべきで、そのためのお金は惜しんじゃいけません。

あと、経験に感動できるだけの感受性も、若いときのほうが高いですよね。

「20・30代のうちにもっといろんな経験にお金を使えばよかった・・」と後悔しないよう知っておきたいことを、本書で学べます。

②「幸せをお金で買う」5つの授業

著者のエリザベス・ダン氏は、ブリティッシュコロンビア大学の准教授。

NHK「幸福額白熱教室」の出演、TEDトークで登壇するなど多方面で活躍されてます。

本書『「幸せをお金で買う」5つの授業』では、幸せなお金の使い方について詳しく書かれてます。

そのうちの一つが「経験を買う」ということ。

どんなに高価なモノを買って心を満たそうとするより、旅行やコンサート、映画などの経験にお金を使ったほうが人は幸福を感じます。

経験を買うこと以外にも、お金を使うことで人生が豊かになる場面がたくさんあります。

それについて知りたい方は、本書を手にとってみてはいかがでしょう?

まとめ:経験にお金を使うと幸福度が上がる

今回は、「経験にお金を使うと幸福度が上がる」というテーマで解説しました。

お金を貯めることも大切。
でも価値ある経験にお金を使うことは、ときに貯金以上に大切です。

ぜひ旅行やレジャー、大切な人との食事など、あなたが幸せを感じる経験にお金を使ってはいかがでしょうか?

以下の記事では、「お金より大切なものを学べる映画」を厳選して紹介してます。

世界的な名作もとり上げてるので、参考にしてみてください。

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