30代派遣社員から正社員になるためにやった6つのこと

この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 派遣から正社員になりたい30代の人

筆者はこんな人

  • 20代のころはずっと派遣
  • 30代で初めて正社員就職
  • 就職先は田舎の零細企業

30代で派遣をやっていると、将来が不安になるもの。

給料は上がらず、雇用は不安定。
気づけば同世代の人たちと、年収で差をつけられている。

そうした状況に焦り、「はやく就職しなきゃ・・!」と思うものですよね。

今回は僕の実体験をもとに、「30代で派遣社員から正社員になるためにやったこと」についてご紹介します。

あなたの就職成功に役立つよう、ぜひ参考にしてみてください。


もし30代派遣から正社員就職を目指すなら、ジェイックという転職サービスを使うのがおすすめです。

プロのアドバイザーが、あなたの就職を完全無料で支援してくれます。よかったら以下の記事を参考にしてみてください。

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目次

30代派遣社員から正社員になるためにやった6つのこと

① 転職エージェントに登録した

30代派遣からの就活は辛いです。

そもそも、

  • 「30代」
  • 「派遣社員」

この2つが揃うだけで応募先からの印象が悪くなり、内定をとりにくくなるからです。

僕が就活していたころ、一人でハローワークで職探ししたり、求人サイトから応募したりなどしていました。

何度も落とされるうち、孤独感のようなものを感じることがありました。

ただでさえ不利な立場での就活を、たった一人でやる。心が折れます・・。

だからこそ、30代派遣からの就活では、転職エージェントを使ったほうがいいです。

転職エージェントは、就活を無料で支援してくれます。プロのキャリアアドバイザーが相談にのってくれたり、求人紹介してくれたりと心強いです。

とくにジェイックは、30代派遣の人にも積極的にサポートしてくれます。

僕もジェイックに登録して面談してもらいましたが、担当の方が親切で、不安が和らぎました。

② 前向きな転職理由を用意した

30代派遣から企業に正社員応募するとき。
面接で採用担当者に、かならず以下のように訊かれます。

「いままで派遣社員だったのに、なぜ正社員になろうと思ったのですか?」

これにたいするNG回答例

  • 「将来が不安なので、就職して安心したいからです」
  • 「派遣じゃ給料が安いので、不満だからです」

↑こういった回答はNG。

ネガティブな印象をもたれ、落とされてしまいます。

転職理由は前向きな内容にしましょう。

前向きな回答例

正社員として、もっとやりがいある仕事に挑戦したいからです。

いままで派遣で働いていましたが、派遣という立場もあってか、難易度の高い仕事や責任のある仕事を任されることが少なかったです。

私自身、積極的に挑戦できる仕事に就き、成長しながら働きたいです。だからこそ正社員になり、もっとやりがいある仕事に挑戦したいです。

↑こういう伝え方をすれば、少なくともネガティブな印象は与えません。

前向きな転職理由を用意し、面接でいつでも話せるようにしておきましょう。

③ 職歴欄には派遣元の社名を書いた

就活するとき、履歴書の職歴欄に「それまで働いてきた会社の名前」を書かないといけません。

派遣社員の人のなかには、いままでの派遣先の会社が多い人もいるでしょう。

たとえば10社などで働いていた場合、派遣先の会社を職歴欄に書くと膨大な量になります。

そのため応募先企業から、

「この人はずいぶん職を転々としているな。ウチの会社もすぐ辞めるんじゃないだろうか・・?」

とネガティブに思われてしまいかねません。

そうならないよう、履歴書の職歴欄には「派遣元の会社」を書いたほうがいいです。

僕の場合、

  • 派遣元の会社→2社
  • 派遣先の会社→約20社

上記のとおり。

派遣先の会社だけを書けば、職歴欄にはほんの数行で収まります。

履歴書をみた採用担当者に「この人はジョブホッパーだな・・」という悪印象をもたれにくくなります。

④ 面接では明るく振るまった

30代派遣ですと、どの応募先からも「この人のキャリアは低いな・・」と思われがち。

ですがあなた自身が明るい性格で、人柄があるなら、採用担当者は好印象をもって内定をくれるかもしれません。

僕も派遣からの就職面接では、毎回あかるく振るまっていました。

たとえば・・

  • 相手の目をまっすぐ見て挨拶
  • ハキハキ、よく通る声で話す

など。

こうしたことをやるだけで、内定をとれる可能性が高まります。

派遣の経歴に後ろめたさをもたず、面接には爽やかな態度で臨みましょう!

⑤ 人手不足の業界を狙った

人手不足の業界なら、これまでの職歴問わず正社員就職しやすいです。

たとえば

  • 農業
  • 介護
  • 飲食
  • 宿泊

など。

こうした業界では「ネコの手も借りたい」という職場が多く、30代派遣からでも就職できる可能性があります。

ちなみに、僕が30代ではじめて正社員就職したのは「農業」でした。

とある田舎の農業法人に応募しましたが、あっけないほど簡単に内定をとれました。

農業の生産現場は、働き手の高齢化が進んでいます。
「30代はまだまだ若い」と見なされ、貴重な人材として欲しがられます。

応募者の職歴はあまり重視されないので、30代派遣から就職できるチャンスはあります。

ただ1つ注意点があります。
農業を始め、人手不足の業界は、

  • 給料が安い
  • 仕事内容が辛い
  • 労働時間が長い

といったデメリットもあります。

そうしたデメリットも把握したうえで、応募するか考えるようにしましょう。

⑥ 田舎の会社に応募した

都会と違い、田舎の会社には就職しやすいです。

理由は以下のとおり

  • 応募者数が少ないから
  • 面接の難易度が低いから

僕が派遣のキャリアしかない状態から、30代で正社員就職したとき、就職先は田舎の農業法人でした。

面接官は社長だったのですが、その社長は高卒からずっと実家で農家をやっていた人。
会社勤めしたことがなく、面接慣れもしていない様子でした。

  • 「志望動機を教えてください」
  • 「前職の実績を教えてください」

など、一般企業の面接でされるような質問はほぼゼロ。

面接というより、むしろ「対面の雑談」のような感じ。その場で内定をもらえました。

また、田舎の会社の求人には応募する人が少ないです。なので内定をとりやすいんですね。

ただ、注意点あり

それは、田舎の会社で働いてもあまり学ぶものがない可能性があるということ。

僕自身、かつて田舎の農業法人で3年ちかく働きましたが、現場の仕事から学べることは少なかったように思います。

仕事のしかたが無計画。
IT・世の中の最新情報に疎く、業務がアナログ。

また、

  • 給与明細を渡さない
  • 正社員が無断欠勤する

などの「非常識な出来事」も多かったです。

そうした環境に長くいても成長できないと感じ、のちに転職しました。

(当時の実体験をもとにした記事はこちら↓)

もちろん、これは僕個人の感想です。

「田舎のすべての会社がそう」というわけではないので、鵜呑みにはしないでください。

「とにかくまずは派遣を辞め、正社員になりたい」

↑こういう人は、田舎で就職するのもアリかもしれません。

30代派遣から正社員就職するときの注意点

①【悲報】就職先が微妙なこともある

傾向として、30代派遣から正社員就職となると、まともな会社に雇ってもらえる可能性は低いです。

正直なところ僕も、派遣のキャリアしかない状態で30代で就職できた会社は「あまりちゃんとしていない会社」でした。

給与明細は渡されず、社員は無断欠勤し、経営難で全員解雇になるほど・・。

一般的に、30代派遣の人を雇うことに積極的な会社は、そう多くありません。就職できるのは「それ相応の会社」になりがちです。

条件の良くない会社で働くことになる可能性がある、というのは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

② 就職先の会社を利用し、次のステップアップにつなごう

さきほど「30代派遣から正社員就職すると、あまり条件の良くない就職先になりがち」というお話をしました。

ですが諦めるのは早いです。

というのも、たとえ就職先が微妙でも、

その会社の正社員として、ある程度キャリアを身につける

→そのキャリアを活かし、より条件のいい会社に転職する

という方法があるからです。

勤務先の質がどうあれ、「正社員」という社会的に評価される身分であることに変わりはありません。

そこで数年ほど働けば、正社員のキャリアが身につきます。

そして、もうひとつ大事なことがあります。

それは、その会社の業務をつうじて実務経験を作り、それを職務経歴書に書いてつぎの転職に活かすことです。

僕がかつて田舎の農業法人で働いていたとき。
畑で農作業しつつ、あるとき社長に提案してインスタグラムの広報業務を始めました。

作物の生育過程を写真撮影し、文章をそえてインスタで発信する、という内容です。

もともとネットで発信するのが好きで、かつ広報の仕事はキャリアとしても見なされます。

なので「現職で広報の業務経験を少しでも積んでおけば、つぎの転職につなげられるのではないか」と考えました。

「企業SNSの運営経験」を身につけ、それを職務経歴書に書き、のちの転職活動でアピール。

結果、札幌の成長企業のWEBマーケティング職に就け、いまでは有意義に働けています。

このように、就職先の会社の業務を利用して実務経験を意図的に作り、その経験を活かしてよりよい会社に転職するという方法があります。

派遣からの就職先がすこし微妙だとしても、そこからつぎのステップアップにつなげることを考えましょう。

まとめ

今回は、「30代派遣社員から正社員になるためにやったこと」について解説しました。

30代派遣から就職するのは大変です。

ただ、応募先の業界・会社などによっては、内定をとれる可能性もあります。

正社員になるため、いまできることを一つずつやっていきましょう!


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