- 転職活動、就活をがんばっている人
- 面接官に好かれる方法を知りたい人
転職や就活で、避けて通れないのが面接。
いかに面接官に好かれ、「この人と一緒に働きたいな」と思ってもらえるかが大切です。
今回は僕の実体験をもとに、「面接官に好かれる方法」についてくわしく解説します。
内定をとれるよう、ぜひ最後まで読んでみてください!
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
面接官に好かれるために必ず実践したい8つのこと
① 結論から話す
面接でありがちな失敗は、面接官の質問にたいし、要領を得ない回答をするということ。
話がやたらと冗長で長く、面接官に「この人は何が言いたいんだ?」と思われるパターンですね。
たとえば、自分の長所について尋ねられたとき。
面接官の質問
あなたの長所は何ですか?
応募者の回答 (失敗例)
私は今まで、仕事をするうえではいつも自主的に勉強することを意識してきました。
たとえば現職では営業の仕事をしているのですが、契約率を上げるうえで役立つ話術や心理学などを自己学習していました。
なので、私の長所は勤勉さです。
↑この回答、勤勉さをアピールしているのはわかりますが、「長所は何ですか?」という質問にたいしてすぐに答えられていません。
話のいちばん最後に「なので、私の長所は勤勉さです」と言い、そこで初めて相手に伝わります。
面接官からすれば、最後まで質問の答えがわからないまま、説明が終わるのを我慢して聞かないといけなくなります。
こうなると「この人はコミュニケーション能力の低い人だな」と思われ、不採用になりかねません。
だからこそ、結論から話すようにしましょう。
質問にたいし、はじめの一言で答えれば、面接官もすぐ理解できてストレスを感じさせません。
面接官の質問
あなたの長所は何ですか?
応募者の回答 (成功例)
私の長所は勤勉さです。
これまで、仕事をするうえでいつも自主的に勉強し、業務に役立てることを意識してきました。
たとえば現職では営業職をしていますが、実践で学ぶのはもちろん、成約率を上げるうえで役立つ話術や心理学などを自己学習していました。
こうした勤勉さは、御社の仕事でもきっと活かせると考えています。
↑これなら「あなたの長所は何ですか?」という質問にたいし、「私の長所は勤勉さです」と一言目で答えているので、相手はすぐ理解できますよね。
このように、質問には結論から話すようにしましょう。この人はできる人だな、と好印象をもってもらえます。
② ネガティブを引き出そうとする質問に上手く対処する
面接官のなかには、応募者のネガティブな面を聞き出そうとする人もいます。
たとえば僕は以前、面接でこんな質問をされました。
面接で転職理由について話すとき、どんな人もポジティブに話すものだと思います。
ただ、転職にはかならずネガティブな動機があるものだと思うんですよね。
もし差し支えなければ、あなたが今回転職しようと思われたネガティブな理由についてお聞かせ願えませんか?
こうした質問に、つい正直に答えてしまう人もいるかもしれません。
たとえば・・
- 「現職の人間関係に嫌気がさしたからです」
- 「現職の仕事内容が不満だからです」
など。
ですがこうした回答はNG。
ネガティブな人だと思われ、不採用になります。
ここで大事なのは、
当時、僕は以下のように答えました。
現職は農業なのですが、私自身、じっさいに現場で働いてみて、農業の肉体労働には向いていないということがわかりました。
もちろん現職からは学ぶこともたくさんありますが、今後長く働いていくうえでは、体を酷使しない仕事に就くことを希望しています。
↑これなら、とくにネガティブ印象を与えることなくやり過ごせます。
ネガティブを引き出そうとしてくる質問には、うまく対処しましょう。
③ 窮地で機転を利かせ、笑いに変える
面接では、答えに詰まって焦ることもあるかもしれません。
僕もかつて、転職面接のときにありました。
面接官に「何か質問はありますか?」と何度もきかれ、そのつど質問。
「ほかに何か質問はありますか?」と聞かれるうち、とうとう質問のネタが尽きてしまいました・・。
質問が思い浮かばず、15秒ほど沈黙が流れ、これはマズいと焦ることに。
思わず、笑いながらこう言いました。
すいません、ちょっと質問をド忘れしてしまいました(笑)
また思いつき次第、メールなどでご質問させていただいてもよろしいでしょうか?
すると面接官は大笑い。
結果、その会社から内定をもらえました。
面接官を笑わせるのは重要です。
「職場の空気を明るくしてくれる人だ」と、好印象をもってもらえる可能性があるからです。
答えに窮して「ヤバい」と思ったときは、その場を笑いに変えることも考えてみましょう。
機転を利かせる必要がありますが、やってみる価値はあります!
④ 笑顔。相槌をはっきり打つ
説明不要ですが、面接では笑顔を忘れないようにしましょう。にこやかな人は面接官に好かれます。
そしてもうひとつ大切なのは、面接中の相槌。
面接官が応募者を不快だと感じるケースに、「こちらが話しているのに何の相槌もしない」というものがあります。
会話中、自分が話しているのに相手が頷かず、「うん」「はい」といった相槌すらしてくれないと、気分がよくないですよね。
面接でも同じです。
面接官が話しているとき、相槌を打つことを意識しましょう。
そのつど「はい」と言い、しっかりと頷く。
そうすれば「あなたの話を聴いています」という姿勢を伝えることができます。
笑顔と相槌。
これが大切です!
⑤ 面接官の意見や指摘に反論しない
あなたが自分の考えについて話しているとき、面接官に「それは違うんじゃないの?」と指摘されることもあるかもしれません。
それにたいして反論するのは控えましょう。
というのも、反論されることは基本的に快いものではなく、面接官に悪印象をもたれる恐れがあるからです。
なにか厳しい指摘をされたり、意見を言われたときは、反論はせず受け止めましょう。
「なるほど。そういうお考えもあるのですね。勉強になりました」
など、相手の考えを受け入れる姿勢を見せれば、「器量のある人だな」「素直で接しやすい人だな」と思ってもらえるかもしれません。
⑥ 少しゆっくり、ハキハキ話す
面接では緊張してつい早口になってしまいます。
ですが早口で話されると、聞いている面接官はストレスを感じ、心証を悪くしかねません。
僕も以前、転職面接でつい緊張して早口になり、お祈りメールをもらったことがあります(^^;)
面接では、少しゆっくり話しましょう。
目安としては、ふだん話すスピードの0.5倍~0.75倍くらいの速さがいいですね。
また、ボソボソと小さい声で話すのもNG。よく通る声で話せば、「この人はハキハキしてるな」と好印象をもってもらえます。
少しゆっくり、大きめの声で話す。これが大事です!
ちなみに面接で緊張して早口になってしまう方は、以下の記事を読めば解決策が見つかるかもしれません。
⑦ 面接官に個人的な関心をよせる
面接では、99%の確率で「何か質問はありますか?」と訊かれます。
そのときにオススメなのが、「面接官に個人的な質問をする」ことです。
というのも、個人的な質問をすることで「私はあなたという人間に関心があります」と暗にアピールでき、好印象になる可能性があるからです。
自分の個人的な身の上話をしたとき、話した相手にどこか親近感を覚えた。
そんな経験は誰にでもあるでしょう。
なので僕も面接では、よく面接官に個人的な質問をしていました。
たとえば・・
- 「○○さん(面接官の名前)が御社で働こうと思われたきっかけについて、さし支えなければお伺いしてもよろしいでしょうか?」
- 「○○さんがお考えになる、御社で働く大変さ・やりがいについて、お聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」
上記のとおり。
こうした質問は、相手の懐に入るうえで役立ちます。
もちろん深入りしすぎは禁物。
ただ、個人的な話をしてもらうことで、好感をもってもらえるかもしれません。
⑧ 謙虚にふるまう
謙虚さは、日本社会を生きるうえで最強の武器。どんなときも奢らず、へりくだる人は、多くの人に好かれます。
だからこそ、面接で機会があれば謙虚にふるまいましょう。
たとえば面接官に「あなたの話は簡潔でわかりやすいですね」と褒められたとき、
- 「いえいえ、まだ未熟者です」
- 「とんでもないです。恐縮です」
といった言葉を返しましょう。
こうすれば謙虚さアピールになり、面接官はあなたを高評価するはずです。
まとめ:面接官に好印象をもってもらおう
今回は、「面接官に好かれる方法」について解説しました。
面接では緊張し、うまく話せるようになるまで苦労するかもしれません。
ですが今回ご紹介したことを実践すれば、面接官に好かれ、内定をとれる確率が上がります。
ぜひ、あなたの就職・転職成功に役立ててください!
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