- 生活レベルを下げることに興味がある人
筆者はこんな人
- 30代 倹約家ミニマリスト
- 生活費:田舎で月8万ほど
- 貯金:年間200万円を達成
「生活水準を下げて、ゆたかに暮らしたい」
そう考える人は多いでしょう。
筆者の僕もいま、北海道で月8万円ほどで生活してます。
ストレスのない範囲内で、なるべくお金をかけずに暮らす。おかげでいろんな恩恵が得られてると実感してます。
今回はそんな実体験をもとに、「生活レベルを下げると得られる最強の恩恵」について解説しますね。
「精神的に豊かな暮らし」のヒントが得られるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
生活レベルを下げると得られる最強の恩恵6つ【豊かに節約】
① 支出が減り、貯金が増える
生活レベルが高くても低くても、根本的な「衣食住」って変わりません。
- 食事の贅沢さ
- 住む家の大きさ
- 服・装飾の豪華さ
こういうのが違うだけで、「暮らし」をするぶんには同じ。
雨風しのげる建物に住み、ふつうに食べて、ふつうに寝て起きる。最低限の暮らしができること自体が幸せであって、それ以上を求める必要はないと思います。
もちろん僕は贅沢な生活をしたことがないので、偉そうなことは言えません。
ただ、少なくとも生活レベルの低い今の暮らしで十分幸せです。
自分が幸せだと感じる範囲内で、なるべく生活費を抑えましょう。支出が減り、余ったぶんは貯金に回せます。
ちなみに貯金がしんどい人のために、貯金を趣味レベルで楽しむ方法について記事をまとめてます。よかったら参考にしてみてください。
② 生活費のための労働を減らせる
生活レベルが高いと、出ていくお金も大きいです。
出ていったお金を取りもどすため、たくさん働かないといけません。
高い出費が出ていく
→ 稼ぐために労働する
→ 高い出費が出ていく
→ 稼ぐために労働する
↑こういう「負のループ」にはまってしまいます。
もちろん働くのが大好きなら別。
でも基本的に人は、働く時間が長いほど生活の充実度が下がるものじゃないでしょうか。
なるべく労働を減らし、自由時間を増やすためにも、生活費を低くおさえましょう。
③ いつも穏やかでいられる
僕は会社員として働いてて、給料はそんなに高くないです。でも生活費をおさえてます。
たとえば・・
- 家賃:月22,000円
- 食費:月15,000円
- 車:中古の軽自動車
- 格安SIM:月2,200円
上記のとおり。
出ていくお金が少ないので、収入が低くても確実に貯金できます。
毎月のクレジットカードの高額な引き落としに、ビクビクする必要がなくなります。
「自分のお金を守れてる」という安心感のおかげで、日々おだやかに暮らせます。
④ 見栄にお金・時間を奪われない
世の中には、
高価なものを買って所有することに、喜びを見出す人がいます。
たとえば・・
- ベンツなどの高級車
- 高価な腕時計、バッグ
↑こういうものを買う人の多くは、
「高価なもの、カッコいいものを身につけて、周囲からすごい人だと思われたい」
と考えてます。
僕も大学時代、高いストリートブランドの服を買いまくってました。
その服を着て学校に行くたび、友人から「その服かっこいいね」と言われます。
褒められるたび気分が良くなって、「もっと服がほしい!」となり、毎月のように街に買い物。
毎月、親の仕送りのうちの2万・3万というお金を服に費やしてました、、
いま思えば、ブランド品はあくまでそれ自体が価値あるものであって、それを身につけてる自分自身の価値が上がるわけじゃないんですよね。
でも当時の自分はそのことがわからず、カッコいい服を着ることに、ひたすら喜びを見出してました。
その見栄にとらわれて、大量のお金と時間をムダにしてたと思います。
生活レベルを下げて暮らしてれば、そういう「見栄」がいかに価値のないものかに気づけます。
無意味な承認欲求のために、貴重なお金・時間をムダにしなくてよくなります。
⑤ 支出を上げない習慣が身につく
一般的に、人は収入が増えると支出も増やします。
- 会社の給料が上がった → もっと高い家賃のアパートに引っ越す
- ボーナスが入った → 飲み会でパーッと使う
「たくさん稼いでるし、そのぶん使っていいや」
となるんだと思います。
いっぽう、低い生活水準で倹約に暮らしてる人は別。
いまの生活で十分幸せなので、たとえ収入が上がっても、それに応じて多くのお金を使おうという発想にはなりません。
いつ、どんなときも支出を増やさない。
その習慣は、ムダ遣いをせず経済的に、精神的に豊かに生きていくうえで欠かせないと思います。
⑥ 丁寧な暮らしを楽しめる
「丁寧な暮らし」というのは、何気ない物事を楽しむ暮らしのこと。
カフェでコーヒーを片手にまったりする。
自宅の庭の畑で、野菜の世話をする。
週末、家族とバーベキューする。
↑こういう、一見なんてことない普通のことを心から楽しむことです。
たとえば僕は週末、よく近所のカフェでのんびりしてます。
大好きなブラックコーヒーを飲み、チーズケーキを食べ、本を読む。なんてことない普通のことだけど、その時間を過ごしてるときは最高に幸せです。
平凡な物事を心から楽しめるのは、ふだんから生活レベルの低い暮らしを楽しんでるからこそ。
- 自炊した料理を食べて、幸せな気分になる
- 家の近くを散歩して、爽やかな気分になる
- 公園のベンチに座って、のんびりする
↑こういうお金のかからない活動を楽しんでるうち、「日常の何気ない物事に幸せを見いだす意識」が身につき、日々を丁寧に豊かに過ごせるようになります。
ちなみに「丁寧な暮らしを描いた映画」をまとめた記事もあります。よかったら参考にしてみてください。
生活レベルを下げる一番の方法はこれ
結論、ミニマリストになることです。
「生活のムダをなくし、人生を最大限に楽しむ習慣」が身につくからです。
ちなみにミニマリストは、たんに物をバンバン捨てるだけの人のことじゃありません。
むしろ、「自分にとっていちばん重要なことに集中するために、その妨げになる物事を断捨離する人」のこと。
僕もミニマリスト生活をしてますが、自分にとっていちばん重要なことは、「お金のことで悩まない穏やかな暮らしをすること」です。
そのためにはまずお金を貯める必要があるので、むだなものは買わず、コツコツ貯金してます。
部屋にあるいらない物、むだな買い物を減らしてみましょう。「幸せに暮らすうえで、そんなに多くのお金をかける必要はない」と気づくようになります。
ちなみに、自宅の使ってないものを捨てることで起きる変化については、以下の記事で解説してます。
まとめ:生活水準を低く、豊かに暮らそう!
今回は、「生活レベルを下げると得られる最強の恩恵」について解説しました。
生活レベルを下げると出費が抑えられ、貯金が増えます。
見栄をはらず、ふだんの何気ない暮らしを楽しめるようになります。
平凡でいいので、お金をかけない身軽な暮らしを一緒に楽しんでいきましょう!