- 転職する勇気が出ない人
- 転職に漠然と不安を感じる人
「転職したい。けど勇気が出ない・・」と感じている人は多いでしょう。
いまの慣れ親しんだ職場をやめ、あたらしい職場に飛びこむのは不安ですよね。
そんな不安を乗りこえ、前向きに転職活動するにはどうすればいいのでしょうか?
今回は僕の実体験をもとに、「転職したいけど勇気がない!怖いと感じる理由と対策」について解説します。
「不安なときに知っておきたい大切なこと」についても解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【転職したいけど勇気がない】怖いと感じる理由7つ
① 不採用ばかりの不安
いくら応募しても不採用。
それが怖いと感じる人もいます。
就活・転職活動をしたことのある人なら、「お祈りメール」をもらったことがあるでしょう。
もちろんメールの文章自体はていねいですが、「不採用」を突き付けられるのは、気分のいいものじゃありません。
不採用が続くと、「自分は社会から求められてないのか・・」と自信をなくすことも。
それが怖くて転職に踏み切れないのは、よくあることです。
② 転職理由を探られる不安
転職理由には、「ポジティブな理由」と「ネガティブな理由」があります。
ポジティブな理由の例
- 年収を上げたいから
- キャリアアップしたいから
- やりたい仕事を見つけたから
ネガティブな理由の例
- いまの上司と合わないから
- 職場にいずらくなったから
ポジティブな理由ならいいのですが、問題はネガティブな理由の場合。
たとえばいまの職場の人間関係がうまくいかず、それが原因で転職するなら、応募先の面接官にどう説明すればいいか不安になるもの。
「前職を辞める (辞めた) 理由は何ですか?」と質問されたときに、
「人間関係がうまくいかなかったからです」
なんて答えたら、悪印象になってしまいますよね。
「うしろめたい転職理由を探られるんじゃないか」と不安になると、転職したくてもできない状態になります。
③ 経歴を不審がられる不安
自分の学歴・職歴に自信がない人もいるでしょう。
そういう人にとって、転職活動で経歴チェックされるのが辛いかもしれません。
たとえば大学を出てから就職せず、フリーターだった人は、その経歴が残ってます。
面接で「なぜ就職していなかったんですか?」と聞かれて、どう答えようか悩むでしょう。
ほかにも、正社員で働いてたけど数カ月で辞めた人も、不審に思われる可能性あり。
見せたくない経歴を、転職活動では見せないといけない。その現実と向き合う勇気がいります。
④ 人格否定されないか不安
たとえば以下のとおり
- 面接官に厳しいことを言われる
- 面接官に興味をもたれていない
じっさい面接官も、あなたと同じ人間。でも不安な転職活動では、面接官がまるで怪物のように怖い存在に見えてしまうものです。
キツイことを言われたり、そっけない態度をとられると、「自分はダメなやつだと思われてるのか・・」と落ちこむ人もいるでしょう。
でも「面接で人格否定された」というのは、思いすごしの可能性あり。
くわしくは、「就活の面接で人格否定されたと感じたときの対処法」の記事を読んでみてください。
⑤ 転職先になじめるか不安
転職でいちばん不安なことの一つ。
それは、「あたらしい職場にどんな人がいるかわからない不安」じゃないでしょうか。
- めんどくさい人
- パワハラ上司
- 意地悪な先輩
など、どんな職場にも「クセのある人」が1人はいるものです。
もし転職先の上司が嫌な人なら、そこで働くのがめっちゃ苦痛です。
とくに、上司と上手くいかなかった経験がある人なら、その不安はより大きいかと。
人間関係は、職場の快適さを決めるうえで超重要。
あたらしい職場に、どんな人がいるか。
自分はそこに馴染めるのか。
あれこれ考えて怖くなり、一歩ふみ出せない人も多いでしょう。
対策は、「転職先の人間関係が不安なあなたに伝えたい大切なこと」という記事で解説してます。
⑥ 仕事についてけるか不安
たとえば以下のとおり
- 自分に合っている仕事なのか
- 周りの能力についていけるか
かりに自分が苦手な仕事だったら、働くのが辛くなってしまいます。
僕はむかし農業にいました。
トラックの運転が苦手で、よくミスしてました。迷惑をかけてばかりで、とことん向いてない仕事だと痛感。
仕事がうまくいかず悩んだことがある人は、当時の記憶が焼きついてるので、つぎの職場でも「ちゃんと仕事できるかな・・」と不安になりやすいです。
⑦ 年収ダウンが不安
転職で誰もが気になるのは、年収。
もし現職の給料がいいなら、転職で年収がグンと下がるかもしれません。
お金のことって誰でも気になります。
いまの仕事がつまらないけど、年収ダウンが心配で転職をためらってる。そんな人もいるでしょう。
ただ、転職して年収が下がっても幸せなケースもあります。
僕も転職して年収が下がりました。
でも仕事内容・勤務時間など、いろいろ改善されて幸福度が上がりましたね。
「転職で年収ダウンしても幸せなケース」は、以下の記事が参考になります。
転職が怖い人に知ってほしいこと2つ
① 転職の本質は「恐怖との向き合い」
転職は怖いです。
それまでの慣れ親しんだ職場をはなれ、あたらしい職場に飛び込むのは勇気がいります。
- 上司はどんな人なのか
- 残業はどれくらいあるのか
- 意地の悪い先輩はいないか
など、考えだしたらキリがないほど不安ってあるもの。
僕もはじめて転職活動したとき、怖くて逃げたくなったことが何度もあります。
でも仕事を変えるなら、不安は避けられません。転職は「恐怖といかに向き合うか」の勝負とも言えます。
大切なのは、逃げるんじゃなく、怖さを認めて立ち向かうこと。
恐怖を乗りこえた人だけが、転職で人生をより幸せにできるんです。
② 思い過ごしの可能性もある
「転職は恐怖との向き合い」と解説しました。もうひとつ大事なことがあります。
それは、「転職の不安や恐怖は、あなたの思い過ごしかもしれない」ということ。
人間だれしも、自分がわからないことには、いろんな心配をしてしまうものです。転職活動はその典型例。
- 不採用が続くんじゃないか
- 転職先に馴染めるだろうか
など、いろんな心配がグルグル回り、足踏みしてしまうんですよね。
でも「いざ面接に行き、入社してみたら意外となんてことなかった」と感じるケースも多いもの。
僕も転職活動で、まさにこの感覚を味わいました。
転職で感じる不安の多くは、あなたの取りこし苦労もある。これを押さえておきましょう。
転職活動の不安を減らす対処法2つ【行動あるのみ】
転職が怖いとき、必要な行動をとれば不安を減らせます。何をすればいいか、以下で見ていきましょう。
① 求人サイトに登録
求人サイトに登録することで、転職活動に必要な第一歩をふみ出したことになり、ちいさな勇気が出ます。
世の中にはいろんな求人サイトがありますが、便利なのはリクナビNEXTです。
リクルートグループが運営してる大手求人サイトで、
- 新卒の就活生
- 転職希望者
- 無職の人
など、いろんな立場の求職者に、良質な求人を紹介してます。
希望の求人条件をサイトに登録しておけば、希望条件に合った求人を定期的にメルアドに送ってくれるので、求人さがしの手間が省けますよ。
僕も以前の転職活動では、よく当サイトを使っていました。
\ 利用は完全無料 /
② 転職エージェントに登録
さきにご紹介した求人サイトも便利ですが、転職エージェントはもっと便利です。
というのも、
■求人サイト
→ 応募や企業との連絡を、すべて自分でやらないといけない。
■転職エージェント
→ 応募や企業との連絡を、プロのアドバイザーがすべて代わりにやってくれる。
からです。
転職エージェントを利用したほうが、はるかにラクということですね。
代表的な転職エージェント
「転職エージェントって何なの?くわしく知りたい」
↑という方は、以下の「転職エージェントの紹介記事」で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ:勇気がないのは恥ずかしいことじゃない
今回は、「転職したいけど勇気がない!怖いと感じる理由と対策」について解説しました。
転職は誰もが怖いもの。勇気がない自分を、責める必要はありません。
大切なのは、怖い気持ちと向き合うこと。
今よりいい職場で働けるよう前進しましょう。