この記事は、こんなあなたにおすすめ
- 上司が攻撃的で悩んでいる人
- 上司の態度が気に入らない人
世の中には、部下にやたらと高圧的に接してくる上司がいます。
もちろん部下としては不快ですが、上司本人はいっこうに止めようとしません。
いったいどんな心理で、偉そうに接してくるのでしょうか?
今回は僕の実体験をもとに、「高圧的な上司の心理と対処法」について解説します。
いまのあなたの悩みが解決するきっかけになるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
※
転職するなら、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのがおすすめです。
プロのアドバイザーがあなたの転職を無料でサポートしてくれるので、一人でやるよりずっと楽に転職活動ができます。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。
高圧的な上司の心理
① 内心では不安や恐れを感じている
攻撃的に接してくる上司は、じつは心の奥底では自分に自信がないです。
ふだん自分があまり仕事ができず、能力不足なことを自覚しており、それが他人にバレるのを恐れています。
だからこそ、その不安を隠すため、下の立場の人にキツいものの言い方をします。
「オレは怖い人なんだぞ!」とアピールしておけば、まわりを委縮させて自分の精神を保っていられるので。
表面上は怖くて威厳があるように見えますが、じつはたんなる「怖がり屋さん」なんですね。
② ウサが晴れず、承認欲求のカタマリ
その上司はふだん、仕事で誰にも認められていない可能性があります。
自分の仕事ぶりを誰も褒めてくれず、むしろ低評価されているので、それが不満で周囲に八つ当たりします。
とうぜん自分と同等、あるいは自分より上の立場の人相手に、八つ当たりするわけにはいきません。
なので部下を見つけ、ガミガミ言い放ってウサ晴らし。
僕が以前勤めていた会社の上司も、アルバイトの若い人たち相手にやたらと偉そうな態度でした。
その人は仕事がろくにできず職場で嫌われており、「器の小さい人」だと陰口を叩かれていました。
③ 部下にマウントをとって上になりたい
自信がない上司は、その小さなプライドを満たすため、いつも自分が上になれる相手を探しています。
その絶好の相手が、部下。
部下に高圧的な態度で「のしかかり」することで、優越感に浸りたいのです。
ですがそれは、大人として恥ずかしい行為。
本人は自分が恥ずかしいことをしていると自覚せず、自己満足のため部下にマウンティング。
まわりから「情けないおじさんだな・・」と思われるリスクを考えていません。
④ あなたの優秀さにイラっとしている
高圧的な上司は、あなたが仕事で何か結果を出したり、すぐれた能力を発揮していることに嫉妬しているのかもしれません。
部下が自分より優秀だと、上司としてのメンツが保てない感じがして不安。
その不安を払いのけたいがために、あなたにたいして当たりが強くなっているのではないでしょうか?
たしかに、上司がキツい接し方をしてくるのは不快かもしれません。
ただ、それは部下が優秀だと内心で認めていることの表れと見なすこともできます。
高圧的な上司への対処法
① 基本的にイエスで対応する
上司に何か言われたら、基本的に「はい」「わかりました」と言っておきましょう。
自分の指示に部下が素直に従ってくれると、上司としては嬉しいもの。
承認欲求が満たされ、自然とあなたにキツい接し方はしなくなるかもしれません。
もちろん、あまりに理不尽な要求をされたときは断ったほうがいいでしょう。
ただそれ以外の場合は、いつもイエスマンとして接するのが無難です。
② あまり提案や意見をしないでおく
あなたも仕事中、
- この仕事、もっとこうしたほうがいいんじゃないか?
- この仕事のしかた、なんか効率悪くないかな?
と思うことがあるでしょう。
ですがそれを提案すると、上司としては面白くないと感じるかもしれません。
自分がずっと気づいていなかった仕事の問題点を、さきに部下に見つけられ、改善しませんかと意見される。
もちろん器の大きい上司なら部下の意見に耳を傾け、「なるほど。じゃあそれでやってみようか」と受け入れてくれるでしょう。
ですが高圧的な上司は、そうした広い心はもっていません。
「うるさい!だまれ!」と言わんばかりに、あなたにたいし攻撃的になる恐れがあります。
仕事のことで意見・提案するのは控えておきましょう。
③ 内心では面白がっておく
高圧的な上司は、はたから見るとなかなか面白いです。
自分の弱さを隠すために、部下に強く当たり散らしている姿。
それはまるで、自分を認めてほしくて必死な子どもが、大声で「僕は強いんだぞー!わかってよう!」とわめく姿に似ています。
そう考えると上司の偉そうな態度も、どこか滑稽に見えてきませんか?
表向きにはハイハイ言って無難に対応しつつ、内心では「この人なにやってんだか・・(笑)」と面白がっておけばいいのではないでしょうか。
ちなみに「職場にいる幼稚な人の特徴と対処法」については、以下の記事が参考になります。
高圧的な上司は、たいした人間じゃない
① 尊敬できない上司のもとで働いても時間のムダ
偉そうな上司は、人間的にあまり魅力のある人ではありません。
そういう上司のもとで働き続けても、あまり得るものはなく、むしろ失うもののほうが多いです。
僕もむかし、まるで尊敬できない上司のいる職場で働いていました。その人はさいごまで反面教師でしかありませんでした。
あなたの貴重な人生の時間がムダにならないよう、いまの職場に居続けていいのか、考えてみるのもいいかもしれません。
ちなみに「尊敬できない上司の下で働くとどうなるか」については、以下の記事が参考になります。
② いずれ転職したほうがいいかも
上司の質は重要です。
優秀な上司からは、学ぶものがたくさんあります。かりにそんなに優秀じゃないとしても、一緒にいて嫌じゃない上司なら快適に働けます。
ですがいつも偉そうで、思いやりのない言葉をぶつけてくる上司は、あまり気分のいいものではないですよね。
上司の態度が変わらないなら、いずれその職場を離れたほうがいいかもしれません。
ただ、上司が尊敬できないからといって、すぐに転職していいかというと必ずしもそうじゃないことも。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。
まとめ
今回は、「高圧的な上司の心理と対処法」について解説しました。
いつも偉そうにガミガミ言ってくる上司は、じつは内心で不安や承認欲求を抱えています。
弱さを隠すため、あなたにマウントをとっているだけなので、あまり気にしすぎないことが大切。
もしどうしても今の上司に耐えられないなら、転職も視野に入れておきましょう。
※
転職するなら、リクルートエージェントなどの転職エージェントを使うのがおすすめです。
プロのアドバイザーがあなたの転職を無料でサポートしてくれるので、一人でやるよりずっと楽に転職活動ができます。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。
転職エージェント(利用は完全無料)
- リクルートエージェント (紹介求人数日本一。年齢問わず誰でも使える大手エージェント)
- マイナビエージェント (20~30代の若手向け)
- 就職Shop (20代無職、既卒、フリーター向け)
- ジェイック
(20~30代無職、正社員未経験の方向け)