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筆者はこんな人
- 30代 平凡サラリーマン
- 前職が、社員全員解雇
いまいる会社が潰れないか、心配じゃありませんか?
解雇されて路頭に迷うんじゃないか。そう思うと、気が気じゃないですよね。
僕がいた会社は経営難で、従業員が12人全員クビになりました。
そんな実体験をもとに、「いずれ潰れる社会の特徴」を解説します。
対処法も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
いずれ潰れる会社の特徴14選
① 明らかにNGな人を正社員雇用する
あきらかに問題のある人を正社員で雇う。そういう会社は、人を見る目がないです。
僕がいた会社では、社長が妙な人に正社員内定を出してました。
その人は40代男性。職場見学に来たとき、つねに一人でブツブツなにか呟いてました・・。
ほかの社員たちもその人を気味悪がってて、「なんで社長はこの人に内定を出したんだ?」と不思議でした。
正社員は、その会社で長く働くのが前提。まわりとやっていける人じゃないといけません。
なのに、みんなに気味悪がられる人を雇おうとする。それって人材選びが「まとも」じゃない証拠です。
入社後に問題を起こしたり、サボったりして迷惑をかけるかもしれない。
そういう「ヤバそうな人」を迎え入れる会社は、いつか経営が傾きます。
② 無闇に正社員を何人も雇う
僕の前職では、社長が1年のうちに5人正社員を雇いました。
そこは社員数1ケタの零細企業。立ち上がって数年しか経ってない、未熟な会社です。
その1年後に業績が傾いて、従業員が全員クビに。まさに「短期間の正社員大量雇用」がひとつの原因でした。
アルバイト・派遣とかと比べて、正社員って雇用コストが高いぶん、経営に負担になります。
なので雇うときは、経営状況が今後どうなるか、よく吟味して慎重に雇わないといけません。
なのに短期間で一気に採用する。後先考えてない経営なので、将来潰れます。
③ 社長が「気のいいおじさん」
ふつう社長って、どこか威厳があるかんじに見えますよね。
でもそういう威厳もなく、従業員たちとワイワイ楽しそうにしてる「気のいいおじさん」的な社長なら、その会社はちょっと「ヤバい会社」かもです。
そもそも、経営者は会社の業績を上げるために、いわゆる「社長業」をする必要があります。たとえば以下のとおり。
- 社員たちに成績で争わせる
- 社員たちを、きびしく人事評価する
- 売上目標を決めて、社員を先導する
↑こういうことを誰よりも高い視点で考えて、ときには心を鬼にして実行しないといけません。
でも、気のいいおじさん経営者は、これができません。
ほかの従業員と同じレベルの物事しか見てないので、ろくに経営できない。業績が下がっていきます。
ちなみに「無能経営者の特徴」の解説記事もあります。よかったら読んでみてください。
④ 給与明細がもらえない
「給与明細を渡さない会社」って聞くと、ふつう「ありえない!」と思いますよね。でもこういう会社って存在します。
僕の前職は、従業員に給与明細を渡さないのが当たり前でした。
こちらから何度も催促して、ようやく担当者がめんどくさそうに持ってくる、というかんじ。
あるとき、ほかの社員の人たちに「ふだん給与明細もらってますか?」と聞いてみました。
するとみんな「いや、もらってないっすねー」と、べつにどうでもいいみたいな雰囲気。控えめにいってだらしない会社でした。
常識を疎かにしてるだらしない会社が、まともに残り続けるわけないですよね。
さいごに全員解雇になったのは、当然の成り行きだったと思います。
⑤ 経理がいない
経理がいない会社では、毎月の業績を把握できません。
- 今月の売上はいくらか
- 今月の経費はいくらか
- 会社の資産は今いくらか
など、月ごとに会社でどれだけお金が出入りして、いまどれだけ会社にお金があるのか、わかりません。
つまり「社長すら会社の経営状態を知らない」ということ。
トップの人が数字をちゃんと把握してないと、会社が赤字のとき、具体的にいくらお金が減ってるのかわからない。対策の打ちようもありません。
社内の誰も経営状態を知らないまま、気づいたら会社が潰れてた、となります。
⑥ 仕事のしかたが無計画
計画なしに「とりあえずやってみよ」という会社は、どんどん業績が下がります。
- 来年までに、いくら売上を出すか
- 上半期でどれだけ仕事を進めるか
上記のように、長期目線で仕事をしません。
目の前のことだけを見て、
- 「とりあえずこの仕事やるか」
- 「あ、あれもやるんだった」
と、行き当たりばったりで働きます。
僕の前職もそうでした。
場当たり的に仕事するせいで、重要でもない仕事に時間をかけて、重要な仕事は手つかず。
農業の会社だったんですが、まじで無計画すぎて、ある年に50万本植えたトウモロコシの9割を廃棄しました・・。
行き当たりばったりだと、会社はどんどんお金を垂れ流すことになります。
⑦ 部屋が散らかっている
事務所や倉庫、休憩所などがやたら散らかってると、従業員もだらしなくなります。
「こんだけ汚い部屋を放置してるんだから、俺らも適当でいいや」って考えるんですよね。
部屋をきれいに整理整頓することは、働く人たちの気を引き締めるために大切。
散らかったままほっとくのは、経営者が「社員がだらしなくなってもべつにいい」と意思表示してるのと同じです。
だらしない社風が浸透して、業績が傾いていきます。
⑧ 書類管理がズサン
事務所の机に、書類がグチャグチャに山積みだったり、床の上に散らかってる。だとしたら、その会社の将来は暗い可能性あり。
書類のなかには、いわゆる「重要書類」だってあるかもしれないですよね。
なのに、それをちゃんと保管してない。まともな会社じゃないです。
僕の前職では、社員の給与明細とか、雇用契約書が事務所の床の上に散らかってました。
先輩の給与額とか、ふつうに丸見えでした、、(^^;)
書類をテキトーにしてる会社は、常識がないです。僕のいた会社のように、いずれ潰れます。
⑨ 馴れ合いの人間関係
従業員がめっちゃ仲いい。
プライベートで、よく遊びに行ったり飲み会する。
そういう「馴れ合いの人間関係」の会社は、経営が傾くかもです。
もちろんこういう関係は一見良さそうに見えますよね。
でもあまり馴れ合ってると、仕事でお互いを注意したり、叱ったりしなくなります。
同僚がいいかげんなやり方で働いてても、「あの人とは仲いいから・・」と、指摘できません。
自分の愚行を叱ってくれる人がいないので、いつしか従業員は、社会人らしからぬ「だらしない行動」をとるようになります。
ちなみに「だらしない会社」については、以下の記事でまとめてます。
⑩ 社員の身だしなみが悪い
社員の恰好がだらしないなら、会社としてまず存続しません。
僕がいた農業法人は、
- 金髪の社員
- 裸足で勤務する社員
- パンツ姿で働く社員
がいました。パンツ姿とかヤバいですよね、、
どんな会社にも、「業者」「個人客」といった取引先がいるはず。
取引先の心証を悪くしないためにも、社員の身だしなみをちゃんとさせるのは当たり前です。
なのに、客観的に「その恰好ってマズくね・・?」と思われる社員を野ざらしにしている。
そういう会社は異常。いつか潰れます。
⑪ 極端な長時間労働
夜遅くまで鬼のように働いてる会社は、ちょっと要注意。「合理的に働く」という発想がなく、ひたすら社員を酷使することで儲けようとしてるかもです。
時間内でどう効率よく働くか、みたいな考えはなし。「ただたくさん働きゃいいんだ!」的な単純思考。
僕がいた農業法人は、社員が朝7時~翌朝3時までトラクターでぶっ通しで働いてました。
狂ったように働いてたわりに、膨らむ赤字。さいごは全員解雇・・。
社員たちをクタクタにして、ろくに利益も出ない。そうして潰れます。
⑫ 頻繁にレクリエーションする
レクリエーションをよくやる会社は、経営が上手くいかない可能性が高いです。
理由としては、
従業員同士が「友達」みたいな関係になって、社会人らしからぬ非常識な行動をするようになるから。
僕のいた会社でも、月1~2でバーベキューしたり、社員同士で遊んだりしてました。
もちろん楽しかったんですが、会社というより「仲のいい人たちの集まり」のような感じ。
社員同士が休憩室で、深夜2時まで麻雀。
会社が遊び場みたいになってました、、
常識のない行動が社内で当たり前になる。
それはもともとレクリエーションを頻繁にやることで、従業員たちが「友達」のような馴れ合いの関係になるからかもしれません。
⑬ 家族経営
もちろん、家族経営の会社すべてが潰れるわけじゃないです。
ただ、家族経営の会社は価値観が一様な家族・親族同士が集まってるので、経営に「他人の視点」がないことが多いです。
つまり、その家族流の偏った経営になりやすいということ。
あまり賢くない家族となると経営はうまくいかず、さいごに潰れるかもです。
「家族経営の会社で働いちゃいけない理由」は、以下の記事にて。
⑭ 勤務中に社員がよく談笑
もちろん以下のようなときなら、問題ありません。
- 休憩中に、ワイワイする
- 勤務中に数分だけ世間話
ただ、たとえば勤務中に1時間とか、仕事と無関係の話で盛り上がる。これはさすがに常識ないですよね。
当たり前ですが、
社員がサボって談笑してるあいだも、人件費は発生してます。
つまり会社は、サボってる社員に無駄にお金を払って、経費を垂れ流してます。
あと、勤務中に長く談笑するのが当たり前の会社は、「まとも」じゃありません。
上司が現場をマネジメントできてないか、そもそも上司がいないかのどちらかです。
もちろん、ワイワイ話すのって楽しいです。
でも、勤務中の談笑が常態化してる会社が行きつくのは、「業績不振」という末路です。
いずれ潰れる会社にいるときの対策
① 貯金
いつ解雇されて収入ゼロになってもいいよう、貯金は必須。
最低でも半年分の生活費はもっておきましょう。たとえば生活費が月15万円の人なら、90万円ですね。
「やべ、いままで貯金してなかった・・」という方は、いまから始めましょう!
② 現職で働きつつ転職活動
いまあなたが乗ってる船は、どんどん沈んでってます。沈みきる前に、べつの船に飛び移る準備をしましょう。
- 履歴書をかく
- 職務経歴書をかく
- 転職サイトに登録する
など、今できることから進めてください。
ちなみに退職してから転職活動するのは、おすすめしません。辞めて収入ゼロになると不安になるし、空白期間ができちゃうので。
よほどいまの会社が辛いわけじゃないなら、現職を辞めずに転職活動するべきかと。
③ 焦らず応募し続ける
「潰れる前にはやく転職しなきゃ!」と焦る気持ちはわかります。
でも焦ってると、まちがって「入ってはいけない会社」に入ってしまうかもしれません。焦らずに応募し続けることが大切。
ちなみに「入ってはいけない会社」は、以下の記事で解説してます。
会社が潰れる前兆は?
「会社が潰れる直前、どんなことが起きるのか知りたい」
という方は、以下の記事がおすすめです。
僕がいた会社で実際にあったことをもとに、リアルにまとめてます↓
転職を成功させるのに役立つサービス
働きながらの転職活動って、時間もなくてしんどいですよね。でもいまの時代、転職活動をサポートしてくれるサービスもあるので要チェック。
以下のサービスはおすすめです。
① リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェント。転職活動を、プロが無料でサポートしてくれます。
★ 具体的にやってくれること
- 求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接の日程調整
- 面接後のフォロー
- 企業との年収交渉 など
自分の希望・スキルに合った求人を紹介してくれるので、ハローワークに行って求人探しする手間が省けます。
僕も34歳の転職活動のときに使ってました。
担当者の方が真摯にサポートしてくれたので、さいごまで安心して使えました。
② ポジウィルキャリア
20~30代向けのキャリアパーソナルトレーニング。
自分がめざす生き方・働き方について、プロのキャリアコーチングを受けることができます。
★ こういった人におすすめ
- いまの仕事を続けていいのか不安な人
- これからのキャリアが不安な人
- 自分の適性がわからず、悩んでいる人
相談者数は30,000人以上。
「初回面談のみ無料」なのでご注意ください。
③ ミイダス
いままでの職務経験・スキルから、自分の想定年収を無料で診断できるアプリです。
- 企業から提示される年収額が妥当か
- どれくらいの年収で転職するべきか
上記を判断するうえで役立ちます。
僕も転職活動のときは、参考程度に使ってました。
ただ、想定年収はちょっと高めに表示されます。
なので、表示金額より-50~100万円くらいで見ておくといいかなと思いました。
登録は、ミイダスの簡単な質問に答えるだけでOKです。
まとめ:会社が潰れる前に、早めの行動を
今回は以上です。
いずれ潰れる会社にずっといるのは危険です。いまのうちから転職活動を始めておくといいですね。