無能な経営者の特徴11選【ダメ社長を見抜く方法は?】

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この記事は、こんなあなたにオススメ
  • 現職の社長が無能だと思っている人
  • ダメ社長に、イライラしている人

世の中の経営者のなかには、「無能経営者」と呼ばれる人がいます。

筆者の僕も、あまり有能ではない社長のもとで働いてました。

無能経営者の会社で働くのはオススメしません。社員であるこちらが損する恐れがあります。

今回は無能経営者の特徴と、そんな社長のもとで働いてる人がとるべき対策について解説します。

読み終わるころには、いまの不満から抜け出すきっかけを得られます。

では、さっそく行ってみましょう!


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くわしくは以下の記事を読んでみてください。

目次

無能経営者の特徴11選

① やたらと忘れっぽい

物忘れが激しいことで起きる典型的な問題。
それは「お金の問題」です。

たとえば経理がいない零細・中小企業では、お金の管理を社長がやってることもあります。その社長が忘れっぽいとマジで悲惨です。

たとえば・・

  • 社員が立て替えた経費を払わない
  • 社員たちに給与明細を渡し忘れる

など。

ちなみに僕がいた会社では、上記2つが日常茶飯事でした。

お金を払わず、明細をもらえない。社員たちの不満が高まっていきます。

② ITリテラシーが極端に低い

いまの時代、どんな業界でもITを使うのは当たり前。

  • 社内連絡はチャットアプリを使う
  • 会社のデータはクラウドで共有
  • 勤務表・売上管理はエクセルで

など。

IT業界以外の会社でも、業務でソフトウェアを使うのは普通になりつつあります。ですが無能経営者はパソコンに弱く、ツールを導入できません。

日報がいまだに紙だったり、SNSの使い方もわからなかったり・・。

これからの時代、ITがさらに普及します。

その変化についていけない会社は時代遅れで、その会社のトップは無能です。

ちなみにITに疎い会社にいても、給料は上がりません。くわしくは以下の記事で解説しています。

③ 重要書類・お金の管理がズサン

会社の資料を管理できない社長は、かなりヤバいです。

というのも、社員のプライバシーにかかわる書類・会社の重要書類を、誰もが見えるところに放置してるからです。

ひどい場合、社員の給与明細を事務所のデスクに放ったらかしなことも。

プライバシー情報が、ほかの社員に盗み見されます。

事務員がいない会社では、資料を社長が管理してることがほとんど。

その社長がだらしないと、事務所には紙が散らかってることが多々あります。

④ 現場のルールを曖昧なままにしている

会社を円滑に運営するには、ルールを作ることが大切。

  • これはやっても大丈夫
  • これはやってはいけない

など。

自由は制限されますが、職場の秩序は保たれ、社員がサボらず働くようになります。

でも無能な社長はルールを曖昧にしてます。
「まーいいんじゃない?」と、適当です。

結果、好き勝手なことをする社員、サボる社員が出てきます。

いわゆる「ブラック企業」は、こうしたルールが曖昧になっているせいで、社員の統率がとれていないことも。

ルールの曖昧さが原因で働きづらい職場になるのは、社長に責任があります。

ちなみに、世の中にはいわゆる「自由な会社」があります。

自由をうたってる会社は、社内ルールを曖昧にしてることがあるので入社しないのが無難。以下の記事で解説してます。

⑤ 知性なし。合理的な考え方ができない

世の中の経営者は、勉強していて頭のいい人が多いです。頭脳があるので理にかなった経営をします。

ですが無能社長は逆。
勉強してないので、無学さが経営にダイレクトに表れます。

たとえば「会社の生産性を上げるにはどうすればいいか」という課題があるとしましょう。

賢い経営者は「仕組みを変えること」を考えます。

いまの業務のやり方を見直し、効率化できないか。そのためにどんなアプローチがあるか。頭を使って考えます。

いっぽう、無能社長の考えは単純。
たんに「もっとたくさん働く」です。

夜遅くまで残業。
必要なら休日出勤だってします。

もちろん状況によっては、この考えが正しいこともあるかもしれません。

ただ、長く働くと生産性が下がります。社員の健康にも悪いです。

「もっとたくさん働きゃいいんだ!」という単細胞な発想。考えがアップデートしません。

田舎の零細企業とかでは、よくこういう単細胞な働き方が見られます。

くわしくは以下の記事で解説してます。

⑥ 同じ給料で、社員を長く働かせたがる

無能な社長は、なるべく安く、なるべく長く社員を働かせようとします。

「なるべくお金を払わずに長く働かせれば、そのぶん会社が儲かるだろう」という考えでしょう。

でもこのやり方ですと、社員はほぼ間違いなく不満になります。

「こんなに長く働いてるのに、なんで給料がこれっぽっちなんだろう?」と不満。

でもそれを社長本人には言えない。

結果、社員たちはイライラしながら、社長の言われるがまま働き続けることに。

いっぽう社長は、社員の不満に気づかず、いつも自分が得することしか考えてません。

⑦ 経営者の威厳がなく、ただのおじさん

「社長」と聞くと、威厳があって畏れ多いイメージをもつかと思います。

ですが無能社長にそういったオーラはありません。むしろ「ただのおじさん」といった雰囲気。

もちろん一見優しそうで人当たりもいいです。

ただ、社員相手にペコペコしていたり、自信なさげに振るまう様子は頼りなさを感じさせます。

そういう人が経営する会社は、うまくいきません。

経営では、ときに厳しい態度で社員に指示を出したり、冷酷な判断をしたりする必要があります。

でも気のいいおじさんはそれができず、経営が傾きます。
くわしくは、以下の記事でも解説しています。

⑧ つねに現場で社員たちと一緒に働く

世の中には、「働き者の社長」がいます。

現場で社員たちと一緒に働いていて、ほかの誰よりハードワークしてることも。

一見頼りがいがあるように見えます。
でも実際そうでもないです。

そうした社長は「仕組み作り」をしてないからです。

ここで言う仕組みというのは、「社長がいなくても現場が回る仕組み」のことです。

現場の社員たちだけでも問題なく業務ができ、自動的に売上が出る状態を作れて、はじめてビジネスは成り立ちます。

でも無能社長は、そうしたビジネスの仕組みを整えてないので、つねに自分が最前線で働かないといけません。

もちろん、たまに現場に顔を出し、社員たちに混ざって仕事するくらいならいいでしょう。

でもいつも現場に出て、社員たちと同じく額に汗して働いてる社長は、ちょっと要注意です。

これについては、以下の「成長しない会社の特徴」の紹介記事でも解説してます。

⑨ 社員からの信頼より、お金を優先

無能な社長は「なるべく社員に給料を払いたくない」と考えてます。

社員にお金を還元するより、少しでもお金を会社に残しておきたいんでしょう。

でもひとつ重要なことがあります。
それは、「お金よりも社員たちからの信頼のほうが大切」だということ。

お金はなくなってもまた稼げますが、失った信頼は簡単には取り戻せないからです。

無能経営者はその事実を認識せず、目先のお金しか考えてないので、社員たちから慕われなくなります。

⑩ 目の前の仕事しか見えず、現場の全体が見えない

無能な経営者は、自分がやる仕事以外のことに意識が向いてません。

たとえば、長時間労働している社員をいたわることもなく、目の前の業務のことばかり考えています。

経営者は本来、会社の全体を眺めて、

  • どうすれば効率よく現場が回るか
  • どうすれば売上がもっと伸びるか

と考えて実行する「広い視野」をもつ必要があります。

ですが無能社長にそうした姿勢はありません。
労働者のように自分の仕事だけに気をとられ、いつも周りが見えないままです。

⑪ 社員の長時間労働・休日出勤を放置している

無能経営者は、社員が長時間働き、休日出社してるのをやめさせようとしません。

むしろ、そうしたことが起きてることすら把握してないことも。

世間で「それはまずいのでは?」と思われる過酷な労働をさせていても、本人はやり方を見直しません。

僕が昔いた勤務先に、朝7時から翌朝3時まで働く先輩社員がいました。

社長は、そんな先輩の働き方を容認していました。

  • 社員の健康を気づかう
  • 法律や、最低限の常識をまもる
  • 客観的に問題ない働き方をさせる

↑こういうことをせず、極端に長く働かせるのは、さすがにどうなんだろうと思います・・。

ちなみに、極端な長時間労動の会社はすぐ辞めるべきです。くわしくは以下の記事で解説しています。

あなたがいる会社の社長は無能経営者?見抜く方法3つ

あなたが勤めている会社の社長が「無能かどうか」を知るには、どうすればいいんでしょうか?

以下で、順に解説していきます。

① 社員たちから評判を聞く

あなたがいる会社の社員たちが雑談しているときはチャンスです。もし社長の話題が出たら、耳をそばだてて聴いてみましょう。

社長がいないときこそ、彼らの本音は出るもの。

「うちの社長ってなんかさー」といったように、不満などのネガティブな話をしていたら参考にしましょう。

とくに勤続年数が長い社員なら、社長をよく知っているはず。

しっかり聞いておくといいかと。

ちなみに、社員が社長の悪口をしょっちゅう言うようになったら、その会社はいずれ潰れるかもしれません。

僕が以前いた会社はまさにそうでした・・。

② 社長の行動・発言に注目する

社長がする話の内容、話し方、笑い方、素振りなど、いろんな部分に注目してみましょう。

ふだんの発言や行動に、人間性はにじみ出るものです。

  • 品性のない発言をするときがある
  • 大きな声で笑うとき、裏声になる
  • 「えぇ~!?」とマヌケっぽく驚く

上記のように、「この社長、なんかちょっと・・」と違和感を感じることが多ければ、その社長は何か足りていないのかもしれません。

肩書きは「経営者」とはいえ、本人は実際たいしたことない人間の可能性もあります。

その社長が本当はどういう人間なのか。中身を知ることが大切ですね。

➂ 「社員を大切にしているか」に注目する

まともな経営者は、社員を大切にします。

勤め先の経営者が「社員を大切にしているかどうか」判断するのは、いろんな場面でできます。

たとえば・・

  • 社員たちを休ませているか
  • 毎月、給与明細を渡しているか
  • 休日に社員を呼び出してないか
  • 残業代を払うのを渋ってないか
  • 社員が立て替えたお金を払ってるか
  • 「あいつ使える?」のような発言をしてないか

など。

ぜひ場面ごとに、注目してみてください。

自分が無能経営者のもとで働いていると気づいたら、どうするべき?

①【大前提】本人に怒りをぶつけるのはNG

無能経営者のもとで働いていると、どうしてもイライラする場面が出てきます。

でも絶対に、本人に怒りをあらわにするのはやめましょう。面倒なことになるだけです。

社長に怒ったことが周りに知られたら、職場で気まずくなり、困るのは自分。

なにがあっても苛立ちを表には出さず、冷静でいましょう。

もし職場で感情的になってしまったことがあるなら、以下の記事を読めば解決策が見つかるかもしれません。

② 無茶な要求は丁寧に断る

無能経営者は、迷惑な頼みを平気でしてきます。

たとえば僕が勤めていた会社でのこと。

休日の前夜、いきなり社長から「書類にサインしてほしいから明日会社に来てくれ」と連絡がきました。

前もって言ってもらえれば対応できたかもしれませんが、自由時間を奪われるのには抵抗があり、丁寧にお断りすることに。

無能経営者は、自分の都合で社員のプライベートを奪うことに、引け目を感じていません。

言われるがまま「わかりました」と対応していては、こちらが損します。毅然とNOを言うべべきです。

もちろん、断るときは波風を立てないように。

「申し訳ないんですが○○の用事がありまして・・」といったかんじで、穏やかな口調で断るようにしましょう。

③ 社長を利用し、仕事の裁量権を増やす

勤め先の社長が無能なら、その状況を逆手にとりましょう。

無能経営者の会社はノウハウがないことが多いです。そこにつけこみ、あなたの得意な仕事を生み出すんです。

僕は以前、ITが苦手な社長に「会社のWebサイト立ち上げませんか?」と提案しました。

社長はWebサイトのことはわからないので、即OKサイン。

結果、サイト運営の仕事も任されるようになって裁量が増えました。

周囲の誰もできない業務なら、あなたがその仕事を独占できます。まわりから頼られ、社内でより有意義に働けるかもしれません。

④「自分が経営者ならどうするか」を意識して働く

無能経営者を反面教師にして、

「この社長はこういう行動をしてるけど、自分が社長ならどうするかな?」

と考えながら働くのもオススメです。

従業員として働きつつ、経営者目線をもつんです。

  • 今月の売上はどれくらいだろう?
  • どうすれば経費を減らせるかな?
  • この仕事もっと効率化できないか?

など、考えることはいくらでもあります。

会社員の多くは、自分の仕事のことだけを考えています。「やることだけやって給料さえもらえればいい」というスタンスの人も。

だからこそ、あなたが経営者目線で働くことで1つ高い視点になり、周囲に差をつけることができます。

どうしてもその経営者に希望がもてないなら、転職しよう

その社長のもとでいくら頑張っても無駄だとわかったら、もうその会社にいる必要はありません。

望みがない会社で働き続けても、あなた自身にマイナスになってしまいます。

迷わず転職活動を始めましょう。

などの転職エージェントを使えば、つらい転職活動を楽に行えます。無料で使えるので、いまのうちに登録だけでもしておきましょう。

転職に役立つ本は、以下の記事で紹介しています。

まとめ:無能経営者のもとで働くのはNG

今回は、無能経営者の特徴について解説しました。

ダメ社長のもとで働き続けるのは、おすすめできないです。

自分自身のキャリアのために、これからどんな会社でどう働いていきたいのか、いま一度考えてみるのもいいかもしれません。


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