- これからWEB面接を受ける予定の人
- WEB面接で気をつけるべきことを知りたい人
就活や転職活動をしている方の多くは「WEB面接」を経験するでしょう。
対面の面接とは違い、パソコン1台でできる手軽さはありますが、注意点もたくさんあります。
今回は、「WEB面接で気をつけること」についてくわしく解説します。
内定をとれるよう、ぜひ最後まで読んでみてください!
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
WEB面接で気をつけること:基本編
① 背景は白い壁。バーチャル背景は避ける
web面接のとき、画面にうつる背景は「白い壁」にしましょう。
自宅の部屋で、台所や棚などが画面に映るのはNG。生活感があると面接官に悪印象になります。
また、アプリで背景を自由に変えられる「バーチャル背景」というものもありますが、これもおすすめしません。
というのも、面接中に自分が動いたときに、背景が崩れて見栄えが悪くなることがあるからです。
背景は白い壁を選びましょう。
② 面接ではパソコンを使う。スマホNG
WEB面接で、スマホを片手にもって面接に臨む人がいますが、NGです。
手でもっていると
- 映像がグラグラ動いて悪印象
- 片手がふさがりメモをとれない
- 万が一、落としたときに悲惨
上記のとおり。
僕もむかし、スマホ画面でWEB面接を受けたことがあります。
手で持ったままだとつねに画面が動くので、面接官からは悪印象だったと思います。
もちろん不採用。バカな失敗でした・・(^^;)
スマホは使わず、かならずパソコンを使いましょう。
③ ネットが確実につながる環境を用意
WEB面接において、ネット環境は生命線です。
面接中にネットが途切れてしまうと、それだけで「準備がなってない」と思われて不合格になることも。
自宅の部屋でやる場合、できれば無線LANではなく有線LANを使いましょう。
また、地理的な理由などにより、自宅ではネットにつながりにくいこともあるかもしれません。
そのときは近くのホテルやネカフェなど、確実にネットがつながり、かつ静かな個室のある環境に移ることも検討しましょう。
WEB面接で気をつけること:部屋の明るさ編
① できれば日中にやる
WEB面接をするなら、なるべく日中のほうがいいです。
理由は、「日中は画面に影が映りにくいから」です。
夜に部屋でWEB面接すると、人口の光で影ができやすくなります。
その影が画面に映ると、すこし暗い印象を与えてしまいます。
僕もかつて夜に自宅部屋でWEB面接したとき、どうしても自分の影ができ、画面映りが暗くなってました。
いっぽう日中なら影はできず、画面に映る自分の姿も、あかるく映りやすくなります。
もちろん、会社員の方などは日中は働いているので、夜にしか面接を受けられないことも多いでしょう。
ただ、できれば有休休暇をとって日中にやるのがおすすめです。
ちなみに「転職活動の時間がないときの対策」については、以下の記事が参考になります。
② 部屋は最大限に明るく
日中にしろ夜にしろ、WEB面接をするときは部屋の電気をつけてマックスに明るくしましょう。
画面にうつる自分の姿は、あかるいに越したことはありません。面接官に好印象をもってもらいやすくなります。
③ デスクライトを使う
WEB面接では、デスクライトが必須。
これがあるのとないのとでは、映像の明るさがまるで違います。
おすすめはリングライトですが、僕が使っていたスイングアームライトも問題なかったです。
ライトの位置も自在に調節でき、便利です。
④ 昼光色の照明は避ける
WEB面接では照明が大切ですが、注意点があります。
それは、「昼光色の照明は青白く、表情が不健康に見えやすいので避けたほうがいい」ということ。
おすすめは昼白色。
自然光にちかい色の光なので、よりあかるい印象になります。
- 部屋の電気
- デスクライト
↑これらに昼光色の蛍光灯などを使っている場合、昼白色のものに変えることをオススメします。
WEB面接で気をつけること:パソコン周り編
① パソコンカメラと目線の高さを合わせる
WEB面接のさい、パソコンのカメラと、自分の目線の高さは同じにしましょう。
自分の目線のほうが高いまま面接すると、カメラを見下ろす形になります。
面接官に「上から目線で見下されている」という印象を与え、心証が悪くなります。
まっすぐに相手をみるよう、高さを同じにしましょう。高さ調節するときは、本などを下に敷けばOKです。
↑僕はこの写真のように、本を積んで高くしていました。ご参考までに!
② アプリの基本的な使い方を確認
WEB面接で使う通話アプリは、おもに以下のとおり。
- ZOOM
- Google Meet
- Microsoft Teams
これらはすべて無料で使えるので、どこの企業でも多用されます。
上記3つはいつでも使えるよう、基本的な操作のしかたを覚えておきましょう。
「面接開始時に自分の顔が画面に映っていない」といったトラブルもありえます。
そうしたとき、すぐ対処できないと、面接官からは「準備が甘いな・・」と思われる恐れがあります。
使い方を事前にしっかり把握しておきましょう。
③ マイク付きイヤホンを準備
マイク付きイヤホンを使うメリットは「お互いの声が聞き取りやすい」ということ。
通常のイヤホンでもとくに問題はないですが、マイク付きのほうが確実に音を拾ってくれ、より鮮明な声を面接官に届けられます。
エレコム ヘッドセット
④ ヘッドホンの使用は避ける
ヘッドホンを使わないほうがいい理由。
それは、目立つからです。
WEB面接中、頭の両側に大きな物体があると見栄えが良くありません。
もちろん「絶対ダメ」というわけではないですが、見た目を重視して、なるべくイヤホンを使いましょう。
WEB面接で気をつけること:身だしなみ編
① 上半身の身だしなみを整える
WEB面接では、あなたの上半身だけが画面に移ります。
見た目で悪印象をもたれないよう、上半身の身だしなみを完璧に整えておきましょう。
たとえば・・
- 髪型が崩れていないか
- ネクタイが緩んでないか
- スーツにホコリがついてないか
- ワイシャツはまっ白できれいか
など。
ほかにも、男性ならヒゲをきれいに剃り、清潔感を出しましょう。ロングヘア―の女性は、髪を後ろで束ねてください。
もちろん、茶髪や寝グセはもってのほかです。
② 下半身の手抜きNG。スーツをはく
WEB面接では上半身しか映らないので、「ズボンはパジャマやスウェットでいいや」と思う人もいるかもしれません。
ですがこれはNGです。
面接中、なにかトラブルが起きて席を立つ場面もあるかもしれません。そのときにパジャマが画面に映ると終わりです。
また、下がパジャマだと、気持ち的にもシャキッとしないですよね。
面接にはシャキッとした気持ちで臨みたいもの。画面に映らなくても、ちゃんとしたスーツのズボンを穿いて気を引き締めましょう。
WEB面接で気をつけること:開始直前編
① イヤホンの音声がつながるか確認
イヤホンをパソコンにつないだからといって、すぐ使えるわけじゃありません。
パソコンにつないだときに音声がつながるか、面接に使う通話アプリでスピーカーテスト・音声テストをしましょう。
僕がむかし転職活動でWEB面接したとき。
音声確認をし忘れ、面接開始したときに音声がつながっていないことに気づいて焦ったことがあります。
せっかくの面接が台無しにならないよう、事前の用意は大切です!
② 腕時計は外す
面接官によっては「腕時計はぜったい外すべき」と考える人もいるかもしれません。
WEB面接では自分の顔しか画面に映らないことも多いですが、身振り手振りを使って話していると、手元が画面にうつることもあります。
そのときに腕時計が見えると、悪印象をもたれるかもしれません。面接では腕時計を外しておきましょう。
③ 机に筆記用具を用意
WEB面接では、事業内容やじっさいの業務内容など、面接官から説明があるかもしれません。
聞いた説明を忘れないよう、筆記用具が手元にあるといいです。
もちろん面接中、メモして問題ありません。
そのさいは事前に「メモをとらせて頂いてもよろしいですか?」と訊くようにしましょう。
たいていの面接官は承諾してくれます!
④ スマホに緊急連絡先の電話番号を登録
WEB面接では、いつどんなトラブルが起きるかわかりません。
たとえば・・
- 面接開始時刻に面接官が登場しない
- 面接中にネットが途切れてしまう
など。
そんなとき、すぐ企業の担当者と連絡がとれるよう、スマホに緊急連絡先の番号を控えておきましょう。
なにかあったらすぐ電話できる状態にしておく。これが大切です!
⑤ スマホの電源は切り、そばに置いておく
応募先企業の緊急連絡先をスマホに登録したら、電源は切り、そばに置いておきましょう。
面接中に「ピコーン!」など着信が鳴ったりすると悪印象です。
なにかトラブルがあったときは、すぐ電源を入れ、企業に連絡できるようにしておきましょう。
⑥ 面接開始10分前には入室
面接が始まる前、余裕をもってすこし早めに通話アプリに入室し、いつでも開始できるようにしましょう。
あとは深呼吸し、心の準備をして時間がくるのを待つだけです。
WEB面接で気をつけること:本番編
① とにかく笑顔でハキハキ
直接対面の面接とくらべ、WEB面接では応募者の雰囲気がわかりにくいです。
必然的に、画面上に映っている応募者の見た目、話しているときの雰囲気で印象をチェックされます。
だからこそ、表情や声のトーンでいかに面接官に好印象をもってもらえるかが大切。
笑顔で、ハキハキと話しましょう。
ちなみに「面接官に好かれるために実践しておきたいこと」については、以下の記事が参考になります。
② 話すときはカメラを見る
話すとき、画面に映っている面接官を見続けるのではなく、カメラを見ながら話しましょう。
カメラを見ると、面接官としては視線を合わせられているように見えるので、好印象になります。
もちろん話しているとき、面接官の反応を確認するために視線を画面に落とすこともあるでしょう。それは問題ありません。
たまに面接官を見つつ、基本期にはカメラをみて話す。
これを徹底しましょう。
ちなみに「面接官に話をわかりやすく伝える方法」については、以下の記事で解説しています。
③ こちらから退出しない
応募者か面接官のどちらかが、通話アプリから退出することで、はじめてWEB面接は終了します。
このとき、こちらから退出するのは控えましょう。さきに退出すると失礼な印象を与えるかもしれないので。
たいてい面接官がさきに退出するので、それを待つようにしてください。
もし面接官に「どうぞお先に退出してください」と言われたら、
「承知いたしました。それでは失礼いたします。」
と言って、退出ボタンを押せばOKです。
まとめ:WEB面接を成功させよう!
今回は、「WEB面接で気をつけること」について解説しました。
WEB面接では注意点が多いですが、しっかり準備したうえ、万全の体制でのぞみましょう。
この記事がお役に立てれば嬉しいです!
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