筆者はこんな人
- 30代 独身サラリーマン
- かつて30代無職で絶望
- 貯蓄率40%超の倹約家
- 将来に希望を見出せずにいる30代の人
30代で人生に希望が持てずにいる人は、世の中には多くいます。
20代のころにはなかった問題も生まれ、悩みが増えるものですよね。
そんな悩みを解消することはできないのでしょうか?少しでも不安なく、あかるい気持ちで暮らしていくには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、僕の実体験をもとに「将来に希望が持てない30代の人に伝えたいこと」について解説します。
いまのモヤモヤした気持ちが晴れるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
将来に希望が持てない30代の人に伝えたい4つのこと
① 希望が持てない理由は何かを明確にしよう
あなたはいま、なぜ希望が持てないと感じていますか?
原因を見つけてみましょう。
たとえば・・
- 貯金が少ないから
- 会社の給料が安すぎるから
- 30を過ぎた今も独身だから
など。
将来に不安を感じる原因のひとつ。
それは、「自分がなぜ希望を感じていないのかがわからないから」です。
漠然と不安があるけれど、その正体がわからない。そのこと自体に不安を感じてしまうんですね。
逆に、自分が希望を感じていない原因がはっきりすれば、不安の正体がわかり、少しでも心が落ちつくはずです。
② 過去の失敗は、潔く受け入れよう
30代で「希望がない」と感じる人は、たいてい過去に大きな失敗をした経験があります。
あなたはその失敗を、いまも心のどこかで悔やんでいませんか?
もちろん悔やむ気持ちはわかります。
ですが、後悔しても時間のムダです。
僕も過去に大きな失敗をしましたが、人は誰しも失敗をするもの。
失敗せずにスムーズに人生を生きられる人はいません。むしろ「かつての失敗は、これからの人生に必要な経験だった」ととらえ、受け入れることが大切ですよ。
過去のふんぎりがつかず悩んでいる人は、「過去の後悔を引きずるあなたに知ってほしいこと」についての記事を読んでみてください。
③ 20代と違い、30代では不安を感じるようになるもの
30代になると、20代とはまったく違う考え方になります。
20代のころ
- 「お金はないけど、なんとかなるしょ」
- 「今が楽しい。将来のことは後で考えよ」
30代のいま
- 「もっと貯金しないと将来が不安」
- 「このさきの人生、大丈夫なのかな?」
上記のとおり。
20代のころは若さが残っています。
自分自身が歳をとっていくことに現実感がなく、まるでいまの状態がずっと続くかのように錯覚するもの。
ですが30を過ぎると、急に目覚めたように、現実的な不安が立ちはだかります。
- お金の不安
- 仕事の不安
- 将来の不安
など。
あなたがいま「将来に希望が持てない」と感じるのは、多くの30代の人が経験することなんです。けっしてあなただけじゃないので安心してください。
④ 希望がもてない、たいていの原因はお金
たとえば「いまの会社でずっと働いていていいんだろうか?」と不安になる理由は、「将来転職できず、お金が稼げなくなるんじゃないかと不安だから」です。
多くの場合、人を不安に駆り立てるものはお金です。
逆にいえば、生活に困らないお金が十分あり、このさきも収入を確保できる目途があるなら、お金の不安をやわらげることができます。
将来に希望が持てないと感じる今こそ、「お金の大切さ」と向き合う必要があるのではないでしょうか?
30代で将来が不安なときに知っておきたい4つのこと
① 転職するのか決める
あなたは、いましている仕事に不安を感じているかもしれません。
たとえば・・
- スキルがつかない仕事をしている
- いまの会社が将来潰れないか不安
- とうてい給料が上がりそうもない
など。
もしいまの仕事に将来性を感じないなら、いずれ仕事を変える必要があるかもしれません。
一般的に40代になると、転職の難易度が上がります。
もし仕事を変えるなら、30代である今のうちにしておいたほうがいいです。
ちなみに、具体的にどんな状況なら転職すればいいのか。これについては「転職した方がいいサインの解説記事」が参考になります。
② 焦って結婚するのはNG
30代になると、まわりの同年代の人たちが結婚するようになります。
そんななか「自分だけ取り残された」ような感じがし、不安になる人も多いのではないでしょうか?
ですが、かといって焦って結婚しようとするのは控えましょう。
焦って見つけたパートナーとは、長い目で見てうまくいかないことが多いからです。
日本人は、とりわけ周囲の目を気にする傾向があると言われます。
ですが「まわりがみんな結婚している。だから自分も結婚しなきゃ!」と焦るのは、かえってあなたの人生を狂わせる原因になりかねません。
じっさい、「結婚しない」という選択肢だってあります。
僕の知人に、生涯独身で幸せに暮らしている人がいますが、「こういう人生もいいんじゃないか」と思わせてくれます。
- 世間の風潮
- 周りの目
↑こういうものに流されても、自分にとって本当に幸せな人生が待っているとは限りません。
大事なことは、あなた自身がどうしたいのかです。
「自分は結婚したいのか、したくないのか」。
このことを明確にしておきましょう。
③ 子どもをもたない選択肢もあり
もしかりに結婚したら、子どもをもつのかという考えも浮かんでくるでしょう。
実際、子どもをもつとお金がかかります。
たとえば一人の子どもを大学卒業させるまでに、約数千万円かかると言われています。
自分やパートナーが食べていくだけなら、そのぶんのお金を稼ぐのは難しくありません。
ですが子どもがいると、経済的な負担が大きくなるのは事実。
お金に心配ない暮らしを優先するなら、あえて子どもをもたないことを視野に入れるのもいいのではないでしょうか?
もちろん、子どもがいることでしか得られない幸せもあります。
ただ、「結婚だけしてパートナーと2人で生きていく」という選択肢もある、ということは押さえておきましょう。
④ マイホームじゃなく賃貸でもいい
一昔前まで、日本では「マイホームをもつことが夢」という一般的な風潮がありました。30代以降になって家庭を持つようになると、自分の家をもつ必要性を感じはじめるからですね。
ですが、マイホームを持つことにはデメリットもあります。
たとえば・・
- 高い購入費がかかる
- 住む場所が固定される
- 固定資産税や修繕費がかかる
など。
また、近隣住民におかしな性格の人がいると、その人と何年ものあいだ付き合わないといけません。
僕の実家にも、かつて近所に常識のないおばあさんが住んでいましたが、その人はいきなり実家に「お宅の電話を使わせてください」と押しかけてきました・・。
いっそマイホームじゃなく、賃貸に住むのを検討してもいいかもしれません。
毎月の家賃はかかりますが、住む場所を自由に決められるので身軽でいられますし、一軒家のような購入費、ランニングコストもかからないので。
お金の心配をなるべく抑えて暮らせるよう、あえてマイホームを持たない生き方も考えてみましょう。
将来に希望を持てるようになるための対策7つ
① 本を読む
将来が不安な人には、ぜひ読書がおすすめです。
読書をしていると、気持ちが前向きになるからです。
僕も年間60冊ほど本を読んでいますが、本で世の中の賢い人たちの知恵を学ぶことで、いままで生活の質を上げることができました。
活字が苦手なので本にはどうしても手が出ない・・
↑もちろん、こう考える人もいるでしょう。
そんなときは、Audible (オーディブル)
どんな形でもいいので、日ごろから本を読むのを習慣にしましょう。今よりずっとポジティブになれますよ!
② 目的がなくてもいいから貯金する
さきほど、「希望が持てない原因の多くはお金」というお話をしました。
もっているお金が少ないと、人は正常なメンタルを保っていられないもの。将来の不安をやわらげるには、貯金が必須です。
僕はかつて、30代無職で貯金60万円しかない時期がありました。将来に希望がもてずにいましたが、そこから貯金を開始。
いまでは、数年は無収入で暮らせるお金が貯まり、不安はずっと薄らぎました。
世の中には、「なんのためにお金を貯めるのか」と疑問をもつ人もいます。
断言しますが、そんな疑問は必要ありません。
お金を貯めることに、目的なんてなくていいんです。
お金はあればあるほど生活がラクになります。将来への不安も薄らぎます。
経済的な心配を減らし、平穏に暮らせるよう、日ごろ確実に貯金しておきましょう。
ちなみに「お金が貯まりやすい人の意外な特徴」については、以下の記事が参考になります。
③ 自分の好きなことを見つける
あなたに好きなことはありますか?
仕事でも趣味でも、なんでもいいです。
「これをしているときは幸せだ」と思える活動を、ひとつでいいので持っておきましょう。
というのも、好きなことがあると生活に楽しみができ、より豊かに暮らせるからです。
僕は読書が大好きですが、本のおかげで毎日がすごく充実しています。かつて将来に希望をもてずにいたときと比べ、ずっと前向きになったと思います。
あなたの好きなことを探してみてください。
- 料理をするのが好き
- 人と話をするのが好き
- 写真を撮るのが好き
どんなことでもいいです。
熱中できる好きなことがあるだけで、日々の暮らしが楽しくなり、将来への不安も薄らぎます。
もちろん、「なるべく趣味にお金をかけたくない」という人もいるでしょう。
そんなときは「お金のかからない趣味の解説記事」が参考になります。
④ 身のまわりの不要な物事を捨てる
将来に希望が持てない。
そう感じる原因に、「なにかに執着しているから」というのがあります。
たとえば・・
- 自分が持っているモノ
- 身のまわりの人間関係
- 過去への執着
など。
あなたがいま心のなかで「これを手放せずにいるせいで自分は苦しんでいる」と感じているものはありませんか?
「失いたくない」という思いから不安が生まれ、その不安に付きまとわれるケースは往々にしてあります。
だからこそ、執着しているものをあえて手放す、というのをやってみてください。
たとえば、家のなかにある不要なモノを1つ手放してみましょう。
- 長らく着ていない衣服
- 長らく使ってない食器
- ホコリのかぶった雑誌
など。
ひとつ捨てるだけで、不思議と気持ちが軽くなるのがわかります。
モノでも人間関係でも、なんでもいいです。
自分の身の回りにある不要な物事を、捨ててみましょう。気分がスッキリして前向きになれますよ。
⑤ 使命感をもてる仕事を見つける
もしあなたに、
- 「困っている人を助けたい」
- 「世の中を少しでも良くしたい」
という思いがあるなら、そうした思いを活かせる仕事に就くことをオススメします。
というのも、こういう「使命感を感じる仕事」をすると、人のためになる活動にうち込めるようになるからです。
不思議なもので、人のために頑張っていると、自分の将来への不安を感じなくなるものなんです。
僕もこのブログを運営することに使命感をもっていますが、読者の方にとって少しでも有益な記事を書くことに、大きなやりがいがあります。
ブログを書いているあいだは目の前のことに集中でき、将来への不安はいっさい感じません。
あなたもぜひ、使命感のある仕事を見つけてください。困っている誰か、助けを必要としている誰かのために活動すれば、前向きになれ、いまを充実して生きることができるはずです。
ちなみに「使命感のある仕事を見つけるヒント」については、以下の記事が参考になります。
また以下の記事では、「使命感をもって働く人達の姿を描いた映画」をご紹介しています。よかったらチェックしてみてください。
⑥ 健康な食生活をする
お金より、時間より大切なもの。
それは健康です。
どんなに収入が高い人でも、健康を失うと不幸になります。どんなに自由時間の長い人でも、病気で寝込んでいては幸せには暮らせません。
人生に希望が持てない。
将来の生活に不安がある。
そう感じるときこそ、自分の体を健康に保つことを忘れないでください。
とくに気をつけてほしいのは、食生活。
世の中には、体に悪いものを平気で食べる人がいます。
- カップラーメン
- 菓子パン・お菓子
- 冷凍食品
など。
もちろん、ごくたまに食べるくらいならいいですが、常食にするのはもってのほか。
こんなものを食べていると、いつか体調を崩し、下手をすると病気になります。
また、外食も基本的にはおすすめしません。
ファストフード店、チェーン店などでは、添加物や化学薬品を使っている食べ物も多く、とても体にいいとは言えないからです。
野菜や魚、お肉など、ちゃんとした食材を買い、できれば自炊しましょう。
ちゃんとした食生活を続けている人は、いつも健康でいられ、希望のある人生を生きることができます。
⑦ 当ブログを読む
僕が運営しているこのブログは、「お金の不安なく幸せに働ける人を応援する」がテーマの内容です。
かつて僕自身、30代無職で絶望していた時期がありました。
このブログは当時の自分にむけて書いているもの。つまり、当時の僕と似た境遇にいるあなたにとっても、有益な情報が多い可能性があります。
- 貯金・節約ノウハウ
- 会社で有意義に働く方法
- 人生を豊かにする知識
などの情報を配信しています。
未熟なブログではありますが、これからも多くの人に役立つ記事を書いていきたいと思っています。
よかったらぜひ、当ブログを随時チェックしてみてください!
まとめ:人生を明るくしていこう!
今回は、「将来に希望が持てない30代のあなたに伝えたいこと」について解説しました。
30代になると、多くの人が将来に不安をもつもの。ですがしかるべき対策をしておけば、将来は心豊かに暮らしていけるようになります。
この記事の内容が、あなたの人生が少しでも豊かになるきっかけになれば嬉しいです!