- 年収240万円で正社員の人
- 低年収で悩んでいる人
「正社員で年収240万」
こう聞くと、ほとんどの人が「かなり低い年収だな・・」と思うでしょう。
僕はいま30代独身で、まさにこの年収で働いています。
(ちなみに「手取り年収」ではなく、「総支給の年収」で240万円です)
今回はそんな実体験をもとにした感想、同じ境遇に悩んでいる人に伝えたいことについて解説します。
いまのモヤモヤが晴れるきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
年収240万円の正社員として働いてみた
① 田舎の零細企業。昇給・賞与なし
僕はいま北海道の田舎にある、農業関連の会社で働いています。
社員数1ケタの、ちいさな会社。
勤めはじめて3年目ですが、昇給や賞与は一度もありません。
「零細企業あるある」については、以下の記事を参考にしてみてください。
田舎の会社のレベル感について知りたい方には、以下の記事がおすすめです。
② 儲かっていないので一円も給料が上がらない
人口の少ない地域ということ、稼ぎにくい業界というのもあり、勤務先の会社があまり儲かっておらず昇給の望みがありません。
30代だろうと、40代だろうと、年齢に応じた給料がもらえることはなし。
誰でも総支給20万ほどで頭打ちです。
また2023年の現在、
- 雇用保険料の増加
- ガソリン代の値上げ
- 電気代、家賃値上げ
といったことが重なり、給料が上がらない生活に加えて、少しずつ経済的な圧迫が迫ってきています。
ちなみに「給料が上がらない会社の特徴」については、以下の記事でくわしく解説しています。
③ 仕事内容は単調で、将来性が不安
給料が極端に安い会社でありがちなのは、「仕事内容は誰でもできる単純作業が多い」ということ。
それほど訓練が必要でもなく、入社したばかりの人でもできてしまいます。
たとえば僕のいる会社では、正社員がジャガイモの梱包作業をひたすらやっています。
僕自身、現地の工場長として働いていますが、やはり単純作業が多いです。
(↑じっさいの工場業務の様子。機械のボタン押し作業は誰でもできます)
単純作業ばかりじゃ将来性に不安があるので、どうにかキャリアアップになる仕事を自分で考え、生み出していくしかありません。
ちなみに仕事でスキルアップできずに悩んでいる方は、以下の記事を読めば解決策が得られるかもしれません。
④ 生活費は安いので貯蓄できる
「年収240万円じゃ貯蓄できないし、生活も厳しいんじゃないの?」
そう思われるかもしれませんが、実際そうでもありません。
田舎在住ということもあり、生活費はかなり安いです。
具体的には・・
- 公営住宅に住み、家賃2万円台
- 自炊により、食費は月2万円台
- 格安スマホで月千円台
上記のとおり。
お酒・タバコはいっさいやりません。
僕は手取り月収15万円です。
ただ、倹約により生活費は月7~8万円くらい。あまったお金はすべて貯金・投資に回せています。
はた目にはかなり低年収でも、生活費が安いのでしっかり貯蓄できます。
(↑自炊は節約にもなり、健康にもいいです。コスパ最強!)
一人暮らしで食費を抑えたい方は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
極端な低年収に悩む人に伝えたいこと
① 年収は個人の能力ではなく、環境で決まる
「こんなに年収が低いなんて、自分はその程度の人間なのか・・」
そう落ちこむ人もいるかもしれませんが、それは勘違いだと思います。
あの有名なお金系Youtuber・両学長がおっしゃっているように、「年収は個人の能力より、どんな環境で働くかで決まる」からです。
僕は人口がどんどん減っている田舎の、社員1ケタの零細企業で勤めています。
こうした環境でいくらがんばっても給料は上がらないと実感しました。
もちろん、僕自身の能力不足によるものもあると思います。
ただ、儲からない業界や会社で働くと、どれだけ能力のある人でも低賃金になるのは事実かなと。
いわゆる「未来のない会社」は典型例ですが、くわしくは以下の記事で解説しています。
② 年収がすべてではないが、極端な低年収は考えもの
過去、「年収200万円で豊かに暮らす」という本が話題になりました。
僕もこれを読んで節約術・ミニマリスト的な暮らしを学び、実践してきました。
結果、「たしかに低年収でも工夫次第で豊かに暮らせる」と実感。
ただ、かといって低収入のままでいいのでしょうか?
いまは低年収で豊かに暮らせるとしても、このさき人生がどうなるかはわかりません。
結婚・出産でお金が必要になるかもしれませんし、家を購入するかもしれません。車の事故にあい、多額の修理費がかかる恐れも。
未来に何が起きるかわからない。
だからこそ、それに備えて収入確保するのは大切だと思います。
これからも年収240万円のままで、本当にいいのか。じっくり考えてみてもいいかもしれません。
③ 自分の時間を高く買ってくれない会社にいていいのか
会社で働く
=自分の時間を会社に売る
ということでもあります。
自分の時間は、人生における貴重な財産のひとつ。お金は失っても働けばまた稼げますが、いちど失った時間はとり戻せません。
そんな貴重な時間を、会社に「年収240万円」で売っている。そのことに、ある種の危機感を感じることもあります。
ましてや「正社員」でその給料なら、ますます考えもの。
世の中、会社は無数にあります。
そのなかに、あなたの時間を今よりもっと高く買ってくれる会社はたくさんあるはず。
そうした会社に移ることも、検討してみてもいいかもしれません。
ちなみに「正社員なのに給料が低い」と悩んでいる方は、以下の記事を読んでみてください。
④【重要】転職して年収を上げよう
「いまの年収に納得がいかない。
けど、いまの会社で働き続けても給料は上がりそうにない」
それなら、「転職」を視野に入れてみてはどうでしょう?
もちろん収入を上げるには、「副業」という手段もあります。ただ、副業は稼げるようになるまで時間が必要なことも多いです。
僕もこのブログで副業してますが、なかなか稼ぐのが難しいと痛感してます・・(^^;)
いっぽう、転職すれば年収が50~60万円上がる、といったことはザラ。
ましてや年収240万円からの転職なら、ほぼ確実に上がると思います。
年収を上げるいちばん手っ取り早いのは、もっと給料の高い会社に移ること。
もちろん転職活動は大変なことも多いですが、やってみる価値はあるのではないでしょうか?
まとめ:年収240万円の正社員からは脱却しよう
今回は、「年収240万円の正社員として働いてみた」というテーマで解説しました。
もちろん人の幸せは、年収の高さだけで測れるものではありません。
ただ、いまの年収に納得がいかず悩んでいる方は、「転職で年収を上げる」という選択肢を考えてみるのもいいのではないでしょうか?
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