- 給与明細をもらえない会社で働いている人
世の中には、給与明細を発行しない会社があります。
結論から言いますと、そうした会社は「常識のない会社」です。そこで働いても未来はありません。
筆者の僕はかつて2年8カ月、給与明細を渡さない会社にいました。
当時起きていたことをシェアしたいと思います。
まちがった会社にいて後悔することにならないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
※
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
給与明細をもらえない会社で働いてみた
① 社内では常識、社外では非常識
僕が給与明細を渡されない会社で働いていたとき、そこにいる社員の人たちはとくに問題視していませんでした。
あるとき何人かの社員に「今月の給与明細もらいましたか?」と聞くと、
「いや、もらってないですね~」
と一言。
なかには、「給与明細に興味ないっすね」という社員も。
まるで「もらわないのは普通のこと」という雰囲気でした・・。
いっぽう、職場以外の知人に「会社で給与明細をもらえない」という話をしたら、
- 「ありえない!」
- 「それはないでしょ」
という真逆の反応。
僕がかつて転職活動の面接を受けたとき、現職で給与明細をもらえていないことを伝えると、面接官の人事が「え!?」と驚いた様子。
社内では普通だと思われていることでも、外の世界では異常なことなんだということを認識した出来事でした。
② 税務署で言われた厳しい一言
僕が当時いた会社は零細企業でした。
経理・総務といった担当部署はなく、給与明細の発行は社長が担当していました。
ですがその社長は、かなり忘れっぽい人。
毎月のように明細を渡し忘れ、こちらから何度も催促しないと渡さない人でした。
あるとき税務署に相談しに行ったところ、担当者の人に「だらしない会社ですね」と言われました・・。
ちなみにだらしない会社の特徴については、以下の記事でくわしく解説しています。
③ 勤務先は田舎の零細企業
僕がいた給与明細を発行しない会社は、とある田舎にある零細企業でした。
田舎という閉鎖的な空間では、広い意味での常識が通用しにくく、枠内で起きることが普通のことだと見なされやすいのかもしれません。
もちろん田舎にもまともな会社はたくさんあるので、一概には言えません。
ただ傾向として、外からの社会通念が入ってきにくい環境では、非常識なことが起きることが多いです。
ちなみに田舎の会社の特徴については以下の記事で解説しています。
給与明細をくれない会社にいるとどうなるか?
① 非常識な社風に影響される
僕がいた給与明細を渡さない会社では、以下のようなことが起きていました。
- 残業代を払わない
- 給料を払い忘れる
- 正社員が無断欠勤する
↑どれも、世間的にみても異常な出来事です。
「社会的な常識をもって自分たちの会社を律する」という考え方がなく、現状のやり方が普通だと思っているのかもしれません。
そうした環境に長くいると、いずれ自分すらも非常識な考えに染まる恐れがあります。
ちなみに、正社員が無断欠勤するような会社は末期。くわしくは以下の記事で解説しています。
② キャリアが育たない
給与明細をくれない会社では、社会で認められるキャリアが身につきにくいです。
そもそも考え方が普通じゃないので、仕事における価値観も世間とズレている傾向があるからです。
そうした会社でやる仕事は、
- なんのスキルもつかない単純作業
- 実際やる必要すらないムダな仕事
であったりすることも多々。
そうした仕事をいくらこなしても、ろくに実務経験は身につきません。
いずれ外の世界で通用しなくなる恐れがあります。
③ いずれ職を失い路頭に迷う
僕が昔いた会社は経営難になり、従業員12人が全員解雇されました。
とにかくだらしない会社。
給与明細を渡さないのはもちろん、
- 労災が頻発する
- 社員が朝7時~翌朝3時まで働く
など、異常なことがよく起きていました。
いま思えば、まともじゃないことを日頃やっていたからこそ、会社として成り立たなくなったのではないかと。
給与明細を渡さない会社は、ほかにも異常なことをやっているもの。
そうした会社にいても未来はなく、いずれ自分が職を失うことになります。
ちなみに会社が潰れる前兆については、以下の記事が参考になります。
まとめ:給与明細をもらえない会社にいてはいけない
会社が給与明細を出さないのは違法で、はたから見ても異常です。
経験上思いますが、そうした会社にいてもメリットはなく、むしろ失うもののほうが大きいです。
僕は、かつていた「給与明細を渡さない会社」には見切りをつけ、転職しました。
外の世界には、まともな会社はいくらでもあります。
いまの会社に疑問があるなら、一刻も早く出ることをオススメします。あなたのいるべき環境は、そこじゃありません。
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