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- 田舎から出たいと思っている人
- 新しい環境に、引っ越したい人
「田舎から出ていきたい・・」
↑そう悩んだことがある人は、多いのではないでしょうか?
僕は、北海道の田舎に引っこして3年目。
「ここはもう出たほうがいいな」と実感しています。
今回はそんな実体験をもとに、「田舎から出たいと感じる場面」について解説します。
あなたの今の境遇を改善するきっかけになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※
以下で解説する内容は、あくまで僕個人の感想によるものです。田舎のすべてを否定するつもりはありませんのでご了承ください。
田舎から出たいと感じる9の場面
① 低収入。給料が上がらない
僕は田舎の会社で働いていますが、いまの年収は240万円です。
30代という年齢でこの額は、はっきり言ってかなり低いですよね・・。
働きはじめて3年目ですが、昇給や賞与は一回もありません。
もちろん低年収で給料が上がらないのは、僕個人の能力不足による部分もあると思います。
ただ、田舎の会社は儲かっていないことが多く、お金が従業員にまわってきにくいです。
どれだけがんばって働いても、収入アップは難しいのが現実です。
こうしたことは、零細企業ではとくに顕著。くわしくは以下の記事で解説しています。
「給料が上がらない会社の特徴」については、以下の記事を参考にしてみてください。
② キャリアが身につきにくい
田舎でやる仕事の多くは、「物理的な作業の仕事」が多いです。
僕が住んでいる田舎は農村地帯。
トラックやフォークリフトを運転し、額に汗して畑で農作業。荷物の積み込みなど、肉体労働の世界です。
もちろんこうした仕事は、世の中の役に立っている重要な産業。
ただ、物理的な作業の仕事は、キャリアになりにくい面があります。
たとえばフォークリフトの運転は、あまり技術が必要とされません。すこし練習すれば誰でもできるようになります。
(↑ぶっちゃけスキル無しでも運転できる、フォークリフト)
また、いくら力仕事が得意でも、大きな収入アップは難しいですよね。
田舎の仕事は、それほどスキルが必要ない仕事であることが多く、キャリアアップにつながりにくいと実感しています。
ちなみに、田舎の会社で働くことに疑問を感じている方は、以下の記事が参考になるかもしれません。
③ 1・2年で人脈構築が頭打ち
田舎の会社で働いていると、地域の同業者や取引先と関わるようになり、そこからつながりが生まれます。
ですが、こうした「人脈」はすぐ頭打ちになります。あるていど人のつながりが増えたら、それ以上は増えにくいです。
というのも、田舎のせまい人間関係ゆえ、都会のようにいろんな分野の人と関わる機会が少ないからです。
僕も、いまの会社で働きはじめて1年目は、地域の人たちとどんどん知り合えました。
ですが2年目以降、新しい出会いはほぼありません。
つねに出会いを求める人にとって、田舎で人脈を作りにくいことには不満を感じるかもしれません。
※
田舎の会社の人間関係の特徴については、以下の記事でくわしく解説しています。
④ 成長や変化が感じられない
少なくとも僕がいる地域では、物事が前に進んでいる様子があまり見受けられません。
つねに同じことが、同じようにくり返され、ただ時間だけが過ぎている感じです。
とくにそれを感じるのは、会社で働いているとき。
事務所ではFAXが使われ、大量の紙の伝票がファイルに保管されているなど、アナログ業務が多いです。
テクノロジーは重視されず、業務改善されることはまずありません。
変化・成長を重視する人にとって、田舎の停滞感は物足りないかもしれません。
ちなみに「田舎の会社が合わない人の特徴」については、以下の記事でくわしく解説しています。
また、「成長しない会社の特徴」については、以下の記事が参考になります。
⑤ 休日がヒマ。時間を持て余す
誰にとっても、休日は貴重な時間。
自分の趣味に没頭したり、副業したりと、好きなように過ごせる時間です。
ですがこの休日、周辺に何もない地域に住んでいると充実しにくいことも。
店や遊び場が少ないので、「週末は何しよう」となることが多々。
やることがなさ過ぎて、僕は一時期ひたすらこのブログを書いて、土日を過ごしていました(^^;)
⑥ 異性との出会いなし。独身のまま
独身で「将来結婚したい」と考えている人は、田舎にずっと住むのはオススメしません。
シンプルに、田舎には異性との出会いがほぼないからです。
僕が住んでいる地域は、住民の半分以上が高齢者。若い女性もいますが、ほとんどが地元の人と結婚しています。
田舎に住みつづけ、40を過ぎて結婚適齢期を逃がしても、時おそし。
結婚したいなら、出会いのチャンスが多い都会などに移住したほうがいいかもしれません。
⑦ 車が経済的にも精神的にも負担
田舎に住むなら車が必須。
もちろん、お金がかかります。
僕は節約のために、中古の軽自動車に乗っていますが、年間のコストは馬鹿になりません。
- 保険料
- 燃料代
- 部品代
- 自動車税
など、いろんな出費がかさみます。
以前の車検は、9万円近くかかりました・・(^^;)
また、車をもっているとメンタル面でもストレスになります。
たとえばサビ。
車にサビが出始めると、自分でヤスリなどを使って取り除くのですが、取り方が甘いとサビがすぐ再発します。
(↑いま使っている車です。業者にサビ取りしてもらうと、何万円とかかるので辛いです・・)
「いつまたサビが出るんじゃないか」と気にするのは、精神衛生上あまりよろしくないなと実感。
車なしで生活できる場所に移住し、身軽になりたいと思いますね。
ちなみに「田舎に車なしで就職できるのか」については、以下の記事で解説しています。
⑧ 非常識な行動、会社の違法行為も多い
誤解のないよう断っておきたいのですが、これは僕個人の経験によるものです。
すべての田舎で起きているとまでは言いません。
ただ少なくとも、僕がいままで田舎で働いてきたなかで、
- ずいぶんと非常識だな・・
- それをやったら違法では?
と思う出来事が何度もありました。
たとえば・・
- 社員に給与明細を渡さない
- 社員が平気で無断欠勤する
- 社員が朝7時から翌朝3時まで働く
- 社員に1年以上健康診断を受けさせない
- 社員がスマホでYoutubeを観ながら働く
上記のとおり。
すべて公然と行われています。
(↑夜中の3時まで勤務・・)
理由はわかりませんが、田舎は都会などと違い、法律・常識といった「社会的な決まり」によるプレッシャーが薄い世界なのかもしれません。
自分を律したり、真面目に振るまったりしなくても非難されない。
そうした環境が「べつにこのくらい、やっても問題ないっしょ」という発想を生むのではないかと。
良く言えば、「自由」と言うのでしょうか・・(^^;)
ちなみに「だらしない会社の特徴」については、以下の記事で解説しています。
極端に長時間労働の会社も、だらしない可能性があります。くわしくは以下の記事をどうぞ。
⑨ お金がない人の影響を受ける
田舎には、金銭にあまり余裕のない人も多いです。
普段どんな人たちと付き合うかは、自分の経済的な豊かさを左右する大事な要素。
「周囲に影響されて、自分までお金のない人になりたくない」
そう考えるなら、これからもその環境にいて本当にいいのか、考え直したほうがいいかもしれません。
ちなみに「お金が貯まらない人の口癖」については、以下の記事を読んでみてください。
「田舎から出たい」と悩むあなたに伝えたいこと
① もちろん田舎にもいい面はある
ここまで、僕が思う田舎のネガティブ面を解説してきました。ですが、もちろん田舎にもいい部分はあります。
たとえば「自然の豊かさ」。
時間の経過を忘れさせるほど、きれいな景色がそこにはあります。
↑勤務先の畑で撮った一枚。こんな景色が見られるのは、田舎だからこそ。
ほかにも、地元のグルメを楽しめるのも田舎の醍醐味。
↑地域の蕎麦屋さんで食べた、美味しいざるそばです。コシ抜群。地産地消を味わうのが好きな人には、願ってもない楽しみ。
ほかにも「人の素朴さ」など、じっさいに住んでみないとわからない魅力が田舎にはあります。
田舎のすべてが悪いというわけではない。このことを忘れないでおきたいですね。
② 大事なのは、その環境があなた自身に合っているか
あなたはいま住んでいる田舎に、嫌気がさしているかもしれません。
そうした正直な気持ちを抱いているということは、田舎で暮らすことは、あなたの価値観には合わないのかもしれません。
「じゃあ、どんな場所で暮らせば自分は充実できるんだろう?」
これをぜひ、じっくり考えてみてほしいと思います。
③ 新しい環境に引っ越すことも、検討してみよう
この記事を書いている僕も、今まさに田舎から引っ越す準備をしています。まずは転職先を見つけるために奮闘中です。
これからの人生をどう生きていきたいか。
どんな場所に住み、どんな仕事をし、どんな人たちと付き合っていきたいか。
それを考えたときに「田舎に住み続ける」という選択肢に納得がいかないなら、引っ越しを検討してみてはいかがでしょう?
引越しを検討している方には、以下の記事がオススメです。
まとめ:どこに住むかは、充実した人生のために重要
今回は、「田舎から出たいと感じる場面」について解説しました。
どんな場所に住むかは、人の幸福度を大きく変える重要なもの。
あなたにとって幸せだと思える場所はどこか、ぜひゆっくり考えてみてほしいと思います。
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