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- 入社してはいけない会社の特徴を知りたい人
- まちがった会社に入社して、後悔したくない人
この記事を書いてる僕は、むかし「日本一だらしない底辺会社」で1年働いてました。
社員に給与明細を渡さず、朝7時から翌朝3時まで社員が働くのを放置してる会社でした。
世の中には、ぜったい入社してはいけない会社があります。
いちど入ると、劣悪な労働環境で働かされたり、将来性のない仕事をさせられることも。
今回は僕の実体験をもとに、「入社してはいけない会社」を解説します。
まちがった環境で働いて後悔しないよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
ぜったい入社しないほうがいい会社8選
① 衰退産業の会社
需要が減っている事業をしている会社には、入らないほうがいいです。
下手をすると将来職を失うかもです。
僕がむかし転職活動してたとき、新聞記者の求人に応募しました。
でも面接のときに感じたのは、「この会社に入ったらダメだな・・」ということ。
ネットが発達するこれからの時代、新聞を読む人は減るいっぽう。
そんな時代の流れに逆らうように、記者として働いても、未来は明るいとは言えません。
衰退産業にいてはいけない。このことを押さえておきましょう。
② 固定残業代が多い会社
固定残業代が多く払われる会社では、繁忙期は長時間労働になる恐れあり。
固定残業代とは・・
残業が発生するのを見越したうえで、毎月決まった額の残業代をあらかじめ従業員に払う給与。
たとえば月収25万円の仕事があるとして、その内訳は
- 基本給20万円
- 固定残業代5万円
としましょう。
あまり忙しくない月は残業も少なく、かつ5万円分の残業代をもらえます。
ただ問題は、仕事が忙しい月。
繁忙期には5万円分、毎日めいっぱい働かされる恐れがあります。
僕も5万円分の固定残業制の会社で働いてました。繁忙期は朝7時~夜9時頃まで働くブラック労働・・。
毎晩ヘトヘトになるまで働き、みるみる痩せていきました、、
もちろん固定残業代が月1~2万円くらいなら、そんなに長時間労働にはならないかもしれません。
でも月5~10万円とかなら、赤信号。
健康を損なうので、そういう会社には入らないようにしましょう。
③ 儲からない零細企業
見るからに稼げてない小さな会社は、シンプルに将来性なしです。
僕はむかし田舎の零細企業にいましたが、手取り15万円。
ボーナス・昇給もなしです・・。
役員ですら同じくらいの年収。お金の面では「絶望的」でした。
もちろん、あまり儲からない会社でも、現場で働いて学べることもあるかもしれません。
でも何年そこで働いても、経済的に豊かになれないのは事実。
ちなみに「零細企業あるある」は以下の記事が参考になります。
零細は社長のワンマン経営になりがち。くわしくは以下の記事。
④ 縁もゆかりもない、辺ぴな田舎の会社
自分とは何の縁もない田舎にある会社には、入らないほうがいいです。
どれだけそこに長くいても「よそ者」扱いされ、人とのつながりは深まらないし、広がらないからです。
むかし北海道のとある農村地域に移住して、現地の会社で2年半働いてました。
現地の人たちとの「隔たり」がいつもありました。
そこにいる人は、9割以上が地元民。
みんないい人たちでしたが、内輪のつながりが強く、移住者は「いずれここを去る人」という目で見られます。
移住して2年が過ぎたあるとき。
おなじ地域の取引先の小売店に配達しに行くと、担当のおばさんから「見かけない顔だね」と言われました。
地元の人たちの頭のなかでは、
「昔なじみの地元民・よその移住者」
のふりわけがされてるんだろうなと感じた出来事でした。
そういう場所で、移住者としてどれだけ働こうと、人とのつながりは強まらないままです。
個人的な感想ですが、田舎の会社で働いても、あまり学ぶものがありませんでした。くわしくは以下の記事にて。
田舎の会社の人間関係は、以下の記事を読んでみてください。
⑤ 設立して間もない農業法人
僕はむかし、設立して数年の農業法人で働いてました。現場仕事でしたが、繁忙期はマジで地獄でした。
たとえばこんなことが起きてました
- 繁忙期の休みは月2日
- 朝7時から夜11時まで肉労
- ベトナム実習生が畑で倒れる
- 働きすぎで社員が鬱になる
そこの社長は当時50歳。
高校を出てから、親元でずっと個人農家をやってた人。
「毎日、朝から晩まで休まず働く」という感覚が染みついてて、その働き方を社員に要求するのが当たり前の人でした。
農業ってかなり特殊な世界です。
一般企業と違って、「残業」「休み」という概念がありません。
そういう環境では、うんざりするほど長く働かされます。
ましてや設立して間もない小さな会社なら、社員が働きやすい環境はほぼ整ってません。
常識とはかけ離れた世界で、繁忙期は疲弊するほど働かされます。
ちなみに農業法人で3年ちかく働いた感想を、以下の記事でまとめてます。
僕のいた農業法人は、年間休日80日以下でした。休みが少ないとマジで不幸になってしまいます。
⑥「自由」を謳ってる会社
面接で担当者が、以下のように言ってたら要注意。
- 「ウチは自由な社風です」
- 「好きな日に自由に休んでいいよ」
- 「ウチは髪型・ピアス自由ね」
「自由」と聞くといい印象がありますよね。
でもそれって裏を返せば「社員を管理してないズサンな会社」ともとれます。
僕もむかし「自由な会社」で働いてました。
社員は好きな日に休んでよく、何時に出勤してもいいフレックス制。
こういう体制だと、サボる社員が続出してました。
たとえば以下のとおり
- 体調不良で無断欠勤する
- スマホでゲームしながら働いてる
- 1時間の昼休憩で、2時間休憩する
社員の管理がズサンだと、だらしないことが起きやすいです・・。
求人票に「髪型自由・ピアス自由」と書かれてたり、面接官が「ウチは自由な会社です」とか言ってたら、赤信号かもしれません。
「日本一だらしない会社」で働いた体験記はこちら。
自由でだらしない会社では、「給与明細を渡さない」というありえない出来事が起きます。
⑦ 未経験OKで入社ハードルの低い会社
未経験でもあっさり入社できる会社があります。
職探ししてる人にとっては「簡単に入れてラッキー!」と思うかもしれません。でも、こういう会社に入るのはNG。
そこでやる仕事は、
スキルや知識がなくてもできる「単純作業の仕事」
の可能性が高いからです。
例① 飲食店のホールスタッフ
- お客さんを席に案内する
- ドリンク、料理の注文をとる
- テーブルの食器を片付ける
例② 工場作業員
- 梱包作業
- 組み立て作業
- 機械のボタン押し
例③ 肉体労働の仕事
- スコップで土を掘る
- 重い鉄材を持ち運ぶ
- 軽トラを運転する
↑こういう仕事って、とくに技術とか資格がなくても誰でもできます。
難易度が低いので、いくら何年やっても、職務上のスキルアップにはなりません。
僕がむかし食品工場で働いてたとき、
① 食品を手動で洗う
② 洗った食品を脱水機にいれて脱水する
③ 脱水した食品を乾燥機に入れ、ボタンを押す
という「文字どおりの単純作業」をやってました。
「ここにいても成長できない・・!」と不安で、辞めました。
未経験でも入れる会社では、成長できないことが多々。
仕事も簡単すぎて、やりがいないです。
単純作業ばかりの仕事をしていて悩んでる人には、以下の記事がおすすめです。
⑧ 採用担当者のレベルが低い会社
求職者の採用担当はその会社の人事がやります。
人事のレベルが低いなら、その会社は要注意。
人事って、応募者がその会社でいちばん最初に関わる人。人事の印象で、会社にたいするイメージが作られます。
つまり人事には、応募者がもつ会社のイメージを大きく左右する重大な役割がある、ということ。
なのに人事の対応がズサンだと「この会社いったいどうなってるんだ」となりますよね。
僕が応募した会社の人事は、まるでちゃんとしてない人でした。
たとえば・・
- 応募者からのメールを見落とす
- 電話の声がかん高くて耳に響く
- メール文に、誤字脱字だらけ
など。
もちろん、選考は辞退しました。
会社のイメージを背負ってる人事がだらしない。上層部がそれを放置してる。だとしたら、その会社はなにか問題がある可能性大。
常識のない人たちが集まってる「ヤバい会社」かもしれません。
入社しないほうがいいです。
入ってはいけない会社の特徴を知っておこう
今回は、「入社してはいけない会社」について解説しました。
まちがった会社に入ってしまうと、働くうちにかならず不満が出てきます。
「こんなとこ入るんじゃなかった・・」と後悔しないよう、どんな会社は敬遠するべきなのか把握し、求人票や面接で見抜くようにしましょう。
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